八曽の滝に涼を求めて

日程:2020/5/30
山域:犬山
山名:八曽山(黒平山)326m
メンバー:CL/NM(記)、KM、TW、KF

今回も愛知県の山ということで、犬山の八曽山に行ってきました。
八曽山は4月11日にも歩きましたが、その時はもみの木駐車場からだったので、今回は北側の亀割駐車場から逆回りに歩きます。

亀割駐車場は無料で止められる広い駐車場です、この日は9時にメンバー全員現地集合。その頃にはほぼ8割近く埋まっていました。
地図の看板や登山ポストもあり、いかにも立派な登山口なんですが残念ながらトイレがありません。近くにキャンプ場やマス釣り場もありますが、これらは民間の施設なので、こちらから登る時は最寄のPAやコンビニ等でトイレ休憩してから来てくださいね。

ゲートの脇を通り抜けて、まずは山の神を目指して林道を歩きます。

山の神の分岐に到着。ここから右手に方向を変えて八曽山に向かいます。

いいお天気で、吹く風は爽やか。木漏れ日の中を気持ちよく歩きます。

今日もこの④看板のところで左手に曲がって、八曽湿地に寄り道です。

八曽湿地の展望テラス。前回来た時は、タムシバやハルリンドウがキレイでしたが、今回は・・・ また、シラタマホシクサが咲くという秋にでも。

今回、一番気になった標識。この道を進むと八曽の滝の上流に出られるみたい。行ってみたい・・・でも、この日は八曽山デビューの新人さんもいるので、まずは山頂に立たないとね。

このあたりも、いい感じのシダの道です。

やがて、一の門からの登山道と合流。このあたりでは八曽山は黒平山と名前を変えています。

八曽山の山頂近く、廃寺跡の不思議な石像たち。70年くらい昔のものです。

山頂に到着!にしても、、、このお社、登る度にだんだん傾きが酷くなるような。
KMさんは、かつてこの山頂周辺にあった「宗岳寺」の云われを読んでいる最中。ちょっと切ない歴史があるんですね。だから、この山を黒平山っていうんだとか、さっきの石垣や石段は知多の石工が積み上げたものか、、、などなど。
興味のある方はこちらを読んでみてください。
「登ってきました 八曽山(黒平山)朝日新聞DIGITAL」

山頂を後に、八曽の滝へ向かいます。ここは途中の展望地。立派な松の木が目印でしたが、今ではすっかり枯れています。その先の景色は春日井三山。

本日の一番のお目当て、八曽の滝(山伏の滝)に到着。この標高の山にしてはなかなか立派な滝です。先ほど、歩いてみたかった「滝上流に続く道」も確認しました。今度来た時は、絶対行ってみよう。

滝でゆっくり休んでから、今度はパノラマ展望台に向かいます。今回は愛知の130山の調査も兼ねているので、あちこちまだ歩いたことのない道を歩いてみます。

パノラマ展望台への道は途中から車道になり、カンカン照りで暑かった!
ちょっとあずまやの影で休憩してから回りの景色を眺めました。

さっきまでいた八曽山の山頂。もうあんなに遠くなりました。

こちらは尾張三山方面。ちらっと入鹿池も見えています。

パノラマ展望台の次は岩見山。実はここが一番の眺望なので、ぜひとも立ち寄らないとね。

岩見山からまっすぐ下れば帰り道も近いのですが、ここは調査なのであえていったん来た道を下り、方向を変えて八曽中歩道に向かいます。ここも歩いた事がなかった道です。

八曽中歩道は、思いのほかしっかりした快適な道で、ほどなく地震観測所の脇に出ました。
実はもう1本、このすぐ左側に国土地理院の地図には登山道が記してあって、それを見つけようとしたのですが、、、もうすっかり自然に戻ってしまったようで見つけることはできませんでした。

その登山道が通れれば近道と思ったのですが、しょうがないのでもみの木駐車場経由で厳頭洞穴コースへ。
せっかくなので駐車場でトイレをお借りしようと思っていたら、なんと5/31まで休業中。だから亀割駐車場があんなに混んでいたんだと納得。

厳頭洞へは渓流沿いを歩きます。ここね、もう少し水がきれいだったら本当にいいところなんだけど。たぶん、上流の施設の排水が影響しているのかもですね。

ミヤマヨメナ

だいぶ疲れてきましたが、登山道脇に咲く花に癒されます。

この辺りは道が荒れたところもあります。かつて、整備してすぐの時に歩いた時はりっぱな道だったのですが、何年かたって水で流されたのかもですね。

本日、最後のポイント「厳頭洞」。なかなか深い洞窟みたい。怖くてそんな奥には行けません。

ようやくアウトドアベース犬山キャンプ場まで戻りました。大勢の人たちが思い思いに楽しんでおられました。
私たちはその脇を抜け、亀割駐車場まで戻ります。ふう、よく歩きました。

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