権現の森から蔵王山に登る

日程:2021/5/31
山域:東三河
山名:蔵王山
メンバー:NM(記)

蔵王山はドライブウェイでしか登ったことがありませんでしたが、権現の森から歩いて登れることが愛知の130山で紹介されていて、それはぜひとも歩いてみないとと、家族でドライブで渥美半島まで出かけた時に登って来ました。

権現の森の駐車場で、んじゃちょっと行ってくるわと家族と分かれ、ひとりで歩き始めました。

森の奥へと石段を登って行きます。

ほどなく可愛い権現様に出ました。ここは熊野三所権現。

由緒をふむふむと眺め、無事に登らせてくださいねと手を合わせてから左手に進みます。

登山道の脇にはいくつも石仏が並んでいて、よくみるとそれぞれに有名なお寺の名前が刻んであります。何だろうと思いながら歩いて行きました。(帰りにその謎が解けます)

本当によく歩かれた気持ちのいい道です。木漏れ日の中、小鳥のさえずりを聞きながら進みます。

5合目にはふくしば広場があります。この日も、気持ちいい木陰のベンチでみなさんがのんびり休憩されていました。

さらに進んで蔵王権現に到着。お堂の右側を通ってそのまま山頂に向かえますが、いったん下がって赤い手すりのある展望広場に寄って行きます。

広々したいい景色です。田原アルプスと呼ばれる山々も間近に見えます。

愛染明王にもご挨拶をしてから、ちょっと遠回りで山頂に向かいました。

山頂の風車と展望台の横に出ました。

今まで途中のいいところを知らずに、いきなりここに来てたんだなぁ。ちょっともったいなかったかも。さて、上に上がって景色を眺めよう。

360度ぐるっとパノラマの景色を堪能したら、今度は三角点を探しに行きます。

四等三角点「蔵王山」は、展望台のすぐ北側にありました。

売店で買った甘夏シャーベットをおいしくいただき、さあそろそろ下山しようかな。

下山は、駐車場の南側にある「三河湾国定公園」の石碑のところから階段を下り、少し歩いて登って来た道と合流しました。

途中、右手に分岐があって西国三十三観音とあり、その先もずっと石仏が並んでいます。これを1から順番に拝んで行ったら、西国三十三ヶ所を巡礼したことになるありがたい道だったとようやくわかりました。
ということで、帰り道はこちらから降りました。

その先の慰霊碑には、優しいお顔をした観音様がありました。

四阿のその先は、緩やかな階段の三つ岩自然歩道へと続きます。

階段を下りきると権現の森への分岐。ここを左に進み権現の森に戻り、家族と合流しました。
時間にして2時間ちょっとのお散歩でしたが、思いのほか楽しく歩けて、ちいさなお子様と一緒でも安心な道です。
展望台は夜10時まで営業とのこと。車で登ったら、夜景も楽しめますね♪

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