■行ってきました

別山(チブリ尾根) K.Morita

6月13日 名古屋→市ノ瀬
6月14日 市ノ瀬→水場→避難小屋→御舎利山→別山→避難小屋→市ノ瀬

メンバー:Si,As.Ku.Oz,Su,、K.Morita(記)

白山の南側に位置している別山から西に張り出している尾根がチブリ尾根です。尾根の南側は白山山系の中でも最も原生林が保たれていると言われています。春は花も良いですが、新緑の美しい山に行きたいと、昨年も計画したのですが、雨で中止となりリベンジの山行です。ガスがかかり白山の眺めはイマイチでしたが、素晴らしい森を堪能できました。
石川県側の登山口市ノ瀬から入ります。途中にきれいな避難小屋があります。雪渓以外に登山道に危険なところはないですが、標高差1500メートルを登る歩行時間9時間の長丁場の山行になりました。

前夜、市ノ瀬の駐車場まで入ります。雪が多いところは虫が多いのか、皆さん虫に刺され名古屋に帰っても痒かったそうです。
登山口から少し登ると、ブナやトチの大木が現れます。写真のトチの木は曲がった根元の下を立ったまま歩けるくらいの大きさです。
原生林の森を過ぎて低木が多くなると、白山を望むことができます。山頂までははっきり見えませんでしたが、あらためて大きな山と実感できます。
8合目あたりにある避難小屋です。積雪が多いところのためか太い木材を使ったきれいな小屋です。石川県労山が管理しているようです。
雪渓を4回ほど横断します。滑ってはいけないと緊張しますが、谷から湧き上がってくる涼風で癒されます。
山頂です。夏のような雲が湧き上がっています。私は初めて別山の頂上に立ちましたが、ぐるっと360度の展望です。
雪渓の下りで披露してくれた、Siさんのグリセードです。このためにピッケルを持ってきた?
下山途中の森にある巨木のほんの一本です。

久々の登山になったSuさんも何とか歩くことができました。最近は自転車のロードレースに出て足腰を鍛え、体重も落として調子がよいとのことでした。
下山後は登山口前の白山温泉で汗を流しました。趣がある和風旅館の建物でした。少しぬる目のお湯につかると体が溶けるような気持ちよさでした。Siさんの車1台に6人乗っていきましたので、ETC割引の恩恵もあり、交通費はお値打ちでした。