■行ってきました |
烏帽子岳・狗留尊岳・三国岳 | 2008.3.22 T.Yamada |
3月22日時山から烏帽子岳に登り狗留尊岳をピストンして三国岳に行き阿蘇谷道から時山に戻った。コグルミ谷登山口への306山口ゲートが開いていれば御池岳にこれが閉まっている場合は烏帽子岳・三国岳と計画書を二通り会事務所に提出しておいた。 |
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1. 三国岳登山口駐車場 天気予報通り快晴で暖かい朝を迎え熱田波寄でTe.Ya.を拾い山口の306ゲートに向かった。ゲートには鍵が掛り開くことは出来ない。御池岳は諦め時山に向かった。途中から見える鈴鹿の山は烏帽子岳山頂のみにガスが掛っていた。駐車予定の時山キャンプ場はここもゲートが閉まり入ることが出来ないため下山口に駐車した。風が冷たく寒いので1枚着込む。 |
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2. 丸山幹線237鉄塔から幾里谷を見る バンガロウの中を下に幾里谷がみえる所までトラバースしヒノキの植林帯をジグザグに登ると高圧鉄塔に出る。この鉄塔は斜面に立っていてその上にもやや小さい高圧鉄塔が建っていた。平地になって見晴がよいのでここで一本立てる。 |
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3. 木の間越しに烏帽子岳が見える 落葉樹の緩やかな登りになって暑くなり体温調整する。谷越しに烏帽子岳が見えている。 |
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4. 霊仙山・伊吹山・間に真っ白な金糞岳? 痩せ尾根になりバック左に霊仙山から連なる谷山・ソノド右に伊吹山が見えている。その間に遠く雪で真っ白な奥美濃の金糞岳だろうか。 |
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5. 三国岳・奥に鈴北岳・鈴ヶ岳 これから向かう三国岳には雪が残っているようだ。アイゼン・ピッケル・ワカンは装備として持って出たもののこの気温では雪は無いだろう。あったとしても雪装備はいらないだろうと思い車に残置してきたのだ。下山時のトラバース道の雪の付き方が心配だ。 |
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6. 狗留尊岳の反射板を見る 10:00烏帽子岳山頂に着いた。小さな三脚を持ってきたのでセルフタイマーで2人を撮ったが顔が真っ黒で残念だが使い物にならない。西峰から時山に戻るように三国岳への標札があったがその左の残雪を踏んで下っていくとトラバース道に出合った。そこから良い道なのでルンルン気分で下って行くと2人の登山者に出会った。狗留尊岳から来たと言う。地図を見ると西に三国岳・南東に反射板が見える。Te.Ya.さんが尾根が違うのではないかと言う。確かに方向が違う。反射板まで行って引き返すことにした。 |
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7. 狗留尊岳から見た三国岳 なだらかな良い道を進み反射板の建っている所に出た。そこは広場になっていた。三国川の北谷を隔てて国見岳が見えている。Te.Ya.さんの登山地図を見ると狗留尊岳らしい。私は狗留尊岳という名前をどこかで聞いたことがあると思った。02年4月KMさん・KIさんと烏帽子岳から三国岳に来た時KIさんが長楽寺から烏帽子岳に登ったことがあると言っていたのを思い出した。 |
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8. 狗留尊岳から見た御池岳 Te.Ya.さんは1月14日と今月8日に白船峠・真ノ谷・カタクリ峠へ昨年12月24日には藤原岳1143.4に行ってる。今日も306の山口ゲートが開いていれば御池岳に行くことになっていたのでこの一帯を展望し御池岳を思い描いていたようだ。 |
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9. 烏帽子岳・三国岳縦走路 烏帽子岳手前のトラバース道から三国岳への分岐まで戻り縦走路に入る。ここも鉄塔補修路になっている。正面に岩が出てくるが道はこれを巻いている。 |
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10. 三国岳手前の平坦な樹林 鉄塔を過ぎると踏跡程度になる。痩せ尾根に残雪が付いている所もある。赤布がひらめいていてこれが心強く思われる所もある。小さなアップダウンを繰り返し進むと気持ちの良い平坦地にでる。 |
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11. 三国岳最高点 残雪の急斜面を右端から直登すると一般登山道に出た。左するとすぐ三国岳山頂だ。最高点まで足を延ばす。この間は雪上歩行だ。人の歩いた跡はない。この陽気に登山者はいなかったのだろうか。 |
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12. ワサビ田の跡 下山のトラバース道が大変であった。北斜面には残雪が付きそこに木が倒れている。雪が崩れ落ちるのではないか上から雪崩れるのではないか注意してくだる。幸い谷に下る所に雪は残っていなかった。渡渉を繰り返しワサビ田跡を歩かせて頂く。17:30登山口に戻りいつものように帰路喫茶「じょあん」に立ち寄り温泉「あじさいの里」で汗を流した。 |
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反省 1. 地図によるルート確認を怠ったこと 高圧鉄塔の巡視路を利用することと以前に行ったことのあるルートであり何も問題ないと思って地図による確認を全くしなかった。三国岳への分岐標識を確認しながら狗留尊岳への尾根に入ってしまった。今後どのような場合でも地図による事前確認と現地での確認は怠らないようにしたい。 2. 装備を準備しながら車に残置したこと 陽気がよく山に雪が見えていなかったためアイゼン・ピッケル・ワカンを車に残置した。残雪は軟らかくつぼ足でも十分であったがピッケルだけでもあればと思った個所があった。残雪期の山行時には装備に注意したい。 |