■行ってきました

恵那山 2007.4.15 N.Matsuoka
3年ぶりの恵那山に行ってきた。
当初は、4/15日帰り組&4/15〜16お泊り組の混成チームで登る予定だったが、月曜の悪天予報でお泊り組はキャンセルになり、結局マツオカ&友人のSさん(高校生以来、年に数回は恵那山に登っている超エキスパート)で日帰り山行となった。
恵那山はマツオカは2回目。前回登ったのもちょうどこの頃の2004年5月1日。その時は神坂峠からのロングコースだったが、今回は大桧駐車場に車を止め、追分登山口から鳥越峠へ直接登るコース。

6:00ちょうどに多治見のSさん宅到着。車を乗り換え、大桧駐車場を目指す。
多治見から中津川ICまで中央道。IC降りてからはR19を北上。馬込方面へ曲がり、クワハウス湯舟沢を通り越し、あとは道なりに進むと、ほどなく強清水を経て、7:10大桧駐車場着。


1. 鳥越峠

数10台は止められる広い大桧駐車場は、ほとんど貸切状態。設置されたポストに山行計画書を提出して、駐車場から5分ほどの追分登山口へ。
7:22登攀開始。北斜面の追分登山口は雪の情報もあったが、わずかに残雪が残るだけで、歩くのにまったく支障なし。
急斜面と言われた道も、10分ほど上がったらトラバース道になり、その先少し斜面を登ったら、7:52ちょうど30分で鳥越峠に着いた。
2.大判山

ここから快適な登山道を進み、最初のピーク大判山に着いたのは8:36。このあたりまではまったく雪はなし。
その後、標高1700mを過ぎたあたりから、少しずつ残雪が現れた。
3.遥かな恵那山

最初のナギを過ぎ、難所の天狗ナギはしっかり雪がついていた。
朝早くで、ほとんど踏み跡がなく、「あー、ちょっとヤダな〜」と思いながらトラバースを歩き、いったん鞍部に下りてから、本峰への急登が始まった。
4.一ノ宮分岐

マツオカはこの冬初めの雪山で、斜面が急になると、アイゼンなしでキックステップの登攀はなかなか大変。
それでも、なんとかよっこらしょと急勾配を登り、10:52やっとで一ノ宮の分岐。
ここからは傾斜も落ち、快適な雪上トラバース道になる。
5.あまり有効でない展望台

ほどなく頂上避難小屋に到着。先客の2人が陽だまりでお昼ご飯中。わたしたちはそのまま山頂へ。
11:27山頂到着。新しくなった御社、ついでに建ったらしい?展望台のある山頂は、しっかり雪に覆われ、前回来たときとはずいぶん違った雰囲気。
せっかくの展望台も中途半端な高さなので、さほど眺望に効果なく、こんなの建てなくてもいいのにって感じ。
眺望のために山頂の木を少し切るというウワサもあるけど、どうかそんなことありませんようにと、山頂から少し降りた眺めのいい場所でお昼ご飯。
6.お昼ごはんはおでん♪

本当は会のみんなで食べようと、金曜日から仕込んでおいたおでんを、Sさんと一緒に雪の上で食べた。
いっぱい作ったんで、みんなにも食べさせてあげたかったけど、今回は天候の不安があったんで、キャンセルは正解かも。
天狗ナギの難所も、以前登ったときには全然記憶にないくらい何ともないところだったけど、今回はけっこう怖かったし・・・
8.帰り道は慎重に・・・

山頂ではSさんが無線の仲間と交信したり、ノンビリ1時間ほど過ごして、12:28そろそろ下山。帰りはアイゼンもつけ、すべって転ばないよう慎重に下った。
鳥越峠に着いたのは15:00ちょうど。そこから追分への道を降り、大桧の駐車場へ着いたのは15:27。
ちょいとタイト作った計画書だったけれど、ほぼ時間通りに行動することができて、12月のケガ以来、少し自信を取り戻した山行だった。
9.アルプスのパノラマ

それにしても、この日はお天気がよかったこと!
風もなく、高曇りの空は日差しが強すぎることもなく、御嶽山から乗鞍、遥か遠くの北、中央、南アルプスのパノラマを堪能しながら、山開き直前の静かで、最高の恵那山を楽しんできました♪