■行ってきました

藤原岳

6日K.さんが入会した。山を歩きはじめて2ヶ月だが毎週山に入りたいと言う。アイゼンとピッケルその他雪山に行く準備もできている。ちょうどN.夫妻が藤原岳へ「ナベ山行」の計画を出していたのでこれにK.さんとTYが乗らせていただいた。H.夫妻とHTさんも加わり新人歓迎のようになった。

1. JA駐車場
今日は聖宝寺道(表道)から登り大貝戸道(中道)を下るのでここに駐車する。準備をしているとミゾレが舞いだした。上は吹雪きになっているだろう。
2.小屋にて
登山道が長命水の手前で少し崩れていたが問題は無い。犬の鳴き声が近くで聞こえパンパンパンと鳴り響く。イノシシでも撃っているのだろうか。6合目辺りからは雪上を歩くようになる。思っていたより雪が多い。8合目からは冬道に入った。TYは遅れ気味になりMNさんが付いてくれた。小屋に着くとナベの準備がはじまっていた。
3.きのこナベ
N.夫妻が用意してくれた鍋料理は7人の腹を満足させてくれる「きのこナベ」だ。これだけ持ち上げるだけでも大変なことだと思う。
4.N.夫妻と新会員のK.さん
腹ごなしに4人は空身で展望丘に登る。立派にトレースが出来ていて無雪期より歩きやすい。新人のK.さんも嬉しそうだ。
5.展望丘
駐車場をスタートする時点では山頂は吹雪きだろうと思っていたが晴れているので天狗岩から御池岳も見えている。風も小屋の辺りでは地吹雪の様相であったがここは穏やかだ。
6.展望丘に登った4人
周囲の雪景色を楽しんでいると単独者が上がってきたのでシャッターをお願いした。
7.ふわふわの雪と戯れるMNさん
8合目から山頂にかけては50cm〜1m程の新雪が積もっていた。ふわふわの雪で一部ササの頭が出てはいるが気持ちがいい。MNさんはトレースを外して新雪の中に飛び込んでいった。小屋からの下山は各人がトレースの近くを8合目まで下った。
概念図はこちら
「ナベ山行」が「新人歓迎山行」になり天候にも恵まれ想定外の「新雪の山」を充分に楽しむことが出来た。新人のKさんもはじめての雪山に満足していたようであった。
20005年12月10日 T.Yamada