■行ってきました

藤原岳・1134.4・巡視路 2007.12.24 T.Yamada

今年入会したTe.Ya.がアイゼンを購入し初日の出山行の前に歩行訓練をしたい意向があったので藤原岳に行くことにした。気温が高く昨日の雨で雪は解け雪の殆ど無いところで少し歩いたにとどまった。

1. 大貝戸登山口駐車場
朝の天気予報は低気圧が通過し三重県晴・滋賀県曇晴・福井県雨曇午後晴になっていた。藤原岳は雲に覆われていたが下は日が射していた。駐車場に着いて準備をしていると一時雪が舞った。
2. 5合目近くにあったマユミの実
雪は全く無い4合目で小休止して5合目近く谷側の木に花が咲いているように見える。マユミの実らしい。
3. 9合目より下を見る
8合目で休みたいと思ったが風が吹き抜けている。気温は高いが風が当たってはたまらない。冬道を登る人は少ないのか踏跡は殆ど無くなっている。雪は全く無い。傾斜が急なのと相変わらず風が吹いているので休んではいられない。9合目で尾根に上がる。風は強いが南側に数歩下ると無風状態で日が当たりぽかぽか陽気だ。休むために出来たような場所だ。
4. 小屋から見た展望丘
登山道は雨で雪が解け何人も歩いたためぬかるみになりドロドロで歩きづらい。展望丘を見ると西斜面が樹氷で白くなっている。東斜面は束の間の陽射しで落ちてしまったのだろう。
5. 天狗岩方面へ
天狗岩への路は小屋までとは違い今日の踏跡は少なくドロドロにはならない。樹についた霧氷が残っている。日が当たっていないのが残念だ。
6. 天狗岩と白瀬峠への分岐
分岐まで来ると薄っすらと雪が残っていた。
7. 1143.4三角点
1パーティーづつの往来があったような踏跡がありピンクの新しいテープがやたらに多い。これだけ目印があれば少々吹雪いてもルートを見失うことは無いだろう。
8. 三角点・鉄塔横にてTe.Ya.さん
アイゼントレーニングは出来そうも無いがここは初めてのTe.Ya.さんは万歳だ。鉄塔からの送電線が下に向かっている。今日は途中からこの巡視路を下るのだ。
9. 樹氷をバックにTY
北には白く伊吹山があるが雪は少ないようだ。風はあるが気温が高いためか全体にぼやけている。風の当たらない斜面で腰を下ろしていると樹氷が溶け氷の粒が頭に当たり背中に入って冷っとした。
10. 白瀬峠(白船峠)
白船峠は25000図では白瀬峠と記されている。ここには道標や標札がいくつかある。Te.Ya.さんは雪の残った斜面で歩行練習の真似事をして三角点からここまでアイゼンを着けて歩いた。
11. 鉄塔の整地広場にて
白瀬峠からのトラバース道にも雪は無かった。ピンクの蛍光ペンキマークがやたらに多い。巡視路に出合うと坂本谷道が発破工事のため通行禁止になり巡視路から山口に下山するルートが安全でこちらにペンキマークで誘導している。鉄塔の横を通り鉄塔の下に出たりする。鉄塔の下に出るとそこからは下の見晴らしがよい。
12. 小向井山にて
05年2月の時は鉄塔から左に入り冷川谷林道の給水所に下ったが今回は右のペンキマークに従うことにして下っていく。ペンキマークは小向井山の手前二箇所で分かれていたがいずれも右のマークを目指し小向井山に上がり下山した。今回のように時間に余裕が無い時にはペンキマークがありがたいと思った。長い車道歩きをしても明るいうちに駐車場に戻れた。

概念図はこちら

今回はTe.Ya.さんアイゼン歩行が目的であったが雪が無く殆ど出来なかった。Te.Ya.さんとの山行はこれで5回目である。これからもゆっくり山行に付き合ってほしいと思っている。帰路喫茶「じょあん」でつものようにケーキセットをたのみママさんに山行を報告した。680円でコーヒーのお変わりも出来る。山は真っ白になったが昨日の雨で溶けたということだ。その後阿下喜温泉で汗を流した。ここでは400円で20万人達成のティッシュペイパーまで頂いた。いずれも立ち寄るだけの価値のあるところだと思っている。