■行ってきました

雨の清掃下見・藤原岳 2009.5.5  T.Yamada

例会後6月の鈴鹿清掃ハイク担当者8名が集まり今年は藤原岳に決まった。下見は合宿中ではあるが5月5日HYさん・KSさん・TYの3人で行うことにした。6月7日当日の計画通を6:50JR名古屋駅南口集合・近鉄7:11発急行として下見もその通り行うことにした。家を出る時雨が降り出したので雨具を着け傘をさして出た。

1. 西藤原駅
6:50に集合した3人は計画通り富田で三岐鉄道に乗り換え8:29西藤原に着いた。下見は聖宝寺道を登り下山は大貝戸を計画している。駅前ですべきことを打ち合わせしてスタートする。雨は止んでいたので雨具はザックの中だ。
2. 聖宝寺の前
車道を北西に進み鳴谷神社に入る。ここのこま犬は犬ではなく猿が乗っている。右の階段を登る。登り終えると聖宝寺の前に出る。ここまで約35分だ。
3. 沢を渡る
以前は聖宝寺の中を通らせて頂いていたが登山者は右の林道から登るように標識が立てられていた。寺の裏側の登山道が崩れたため沢を渡って右岸に移っている。ここに2本の木で橋が作られている。これが濡れているので滑りそうな感じだ。水量がこの程度ならば石を飛ぶ方が安全だ。
4. 三合目
一合目には長命水の標札が掛かっていた。二合目と三合目の間は右に切れ落ちているが手すりでガードされているので危険は少ない。三合目について小休止。その右岸に入る沢には大きな石が今にも落ちそうな感じでいくつも上に連なっていた。
5. バイカオウレン?
左から登って水の無くなった沢に入って左岸山腹を登り五合目の標識をやり過ごす。南北の尾根に乗ると広がった所に出てそこに六合目の標識が立っている。小休止だ。バイカオウレン?が咲いていた。
6. ヤマブキソウ
鮮やかな黄色の花が咲いている。花弁が4枚の草でケシ科のヤマブキソウである。下の方ではヤマブキが数個花を付けていた。黄色の良く似た花であるがヤマブキは花弁が5枚ありバラ科の木だ。
7. 八合目
尾根の右には先ほどの沢とは別の沢がすぐ下にある。石灰岩のがらがらでやはり水は無い。沢沿いから尾根に上がり七合目から八合目に着く。小休止していると数人のグループが大貝戸から登ってきて道を尋ねられた。空身の人もいて雨が降ってきたらどうするのだろうと思っているとポツポツと落ち始めた。
8. 天狗岩にて
夏道をジグザグに登り九合目を過ぎると本降りになってきた。もう止む気配はない。雨具を上だけ着て小屋につき小休止。展望丘か天狗岩のどちらかにしよう。HYさんが天狗岩に行ったことがないので天狗岩にする。
9. 開きかけたバイカオウレン?
天狗岩までの間にはこの開きかけたバイカオウレン?が多い。雨が降っているせいかバイカオウレン?が弱々しく見えた。
10. 小屋に戻って
雨を避けて小屋に入り雨具の下も着装し早々に下山だ。
11. 大貝戸登山口休憩所
石灰岩は濡れると滑りやすい。雪解けのドロドロを考えると今日はまだそれほどではない。雨が降っているので石灰岩と木の根に注意して下る。四合目で小休止して登山口に着いた。ここで清掃ハイク下見についての意見交換をして本日の下見山行は終了となった。西藤原駅からの車中で雨具を脱ぎ富田で乗り換え帰名した。

概念図はこちら

3人の意見として清掃ハイクは会員のみでなく一般の参加者もいる。山歩きの経験のない人もいるかもしれないので聖宝寺からでは心配だ。「大貝戸からのピストンとしたい」また「雨の場合は小屋までにしたい」ということになった。その他についてはリーダー予定のHYさんが計画を立案し20日に担当者が集まり最終決定する予定である。