■行ってきました

藤原岳展望丘

1. 大貝戸道4合目

15日の気象情報は17日夜間まで降雪を報じていた。18日は雪がタップリあることだろう。
登山口には立派な休憩所が建ちその前に駐車場が出来ていた。(トイレは使えない)私たちは学校の前に止め300円を支払ったのだが。
雪は登山口から薄っすらとありすぐに雪の上を歩くことになった。
2. 9合目直前の尾根上

6合目辺りのスギ林では気温が上がっているのだろう。枝に乗った昨夜積もったと思われる雪がバタバタと落ちてくる。
8合目から冬道を登る。雪は登るのに最高の状態だ。トレースもついていた。夏道を歩く人の方が多いのはなぜだろう。
尾根に出ると雪庇が出ていた。
3. 小屋の前からの展望丘と飛行機雲

これから向かう展望丘へのトレースがはっきり見える。上空を白い線を引いて飛行機が飛んでいく。雲一つ無い青い空に飛行機雲がどんどん伸びていく。
4. 展望丘からの御池岳(左)と天狗岩

ここまでの雪の状態から展望丘に登るのにアイゼンを着けた。これは間違いであることにすぐ気付かされた。一歩踏み出すとアイゼンに団子が付き高下駄よりしまつが悪い。ピッケルで叩き落し通しだ。その内にズボリとはまる。気温が上がり雪が腐ってきてまるで春山の状態なのだ。
これでは山頂まで行けない。ワカンを付けると楽に歩けた。
御池岳と天狗岩が先ず目に入った。
5. 伊吹山(左手奥)と白山(右手遠く)

北から東に向かって伊吹山・白山・乗鞍・御岳そして南には治田峠から続く鈴鹿の山々が望める。雨乞・御在所・入道はシルエットになっている。時間がもう少し早ければ富士山や日本アルプスがすべて見通せたことだろう。
6. 本日のメンバーKIさんと記念撮影

快晴・無風・春の陽気しかも雪の上ときてはのんびりしたい。30分も休憩した。昼寝がしたい気分であった。
ワカンの下山は快適だ。小屋でアイゼンに替える。帰りは早い。
2004.01.18  T.Yamada