■行ってきました |
鈴鹿山系清掃登山・藤原岳 | 2009.6.7 T.Yamada |
日本勤労者山岳連盟恒例の清掃ハイクが6月7日行われた。「あつた」は鈴鹿山系藤原岳で実施した。参加者が32名と過去最高の記録であった。これは総リーダーHYさんの下見による綿密な計画と会員への呼び掛け・担当者や会員の協力によるものと思われる。一般参加者は3名でありこの内2名は今年の初級登山学校卒業生であとの1名はその連れ合いである。3名ともに入会が決まった。清掃の結果は不燃9.4Kg・可燃3.2Kg・合計12・6Kgであった。登山道のゴミはほとんど見られなくなっているが小屋の前は埋め立てられたゴミが表面に出てきているためか多い。また8合目は休憩ポイントとされるためかこの一帯にも多く見られた。 |
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1. JR名古屋駅南口に集合して SN会長・TK前会長や今年入会した会員・一般の参加者の顔も見られる。 |
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2. 準備体操 近鉄の車中から見える鈴鹿の山々は山頂部がガスに覆われていた。御在所山から竜ヶ岳までは黒く厚い雲の中にあった。寒気がはいっているのだろう。雷が心配ではあるが藤原岳では徐々に雲が切れてくるようで問題はなさそうである。西藤原駅に着いて用を済ませCLの指示でSHさんのリードによりウォームアップ体操を行いA・Bの2パーティーに分かれ簡単にメンバー紹介をしてスタートした。 |
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3. スギの植林帯のある七合目あたりを行く 大貝戸道を二合目・四合目・でそれぞれ小休止して五合目を過ぎてジグザグに登りだすとスギ林に入る。六合目をカットする尾根の道を行く。SMさんが先頭を行くBパーティーが七合目の標識を通過している。AパーティーはSHさんが先頭でその後をついている。 |
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4. バイケイソウの花 八合目で小休止するとSMさんがバイケイソウの花が咲いていると呼んでくれる。一株のみで他の株は花を付けていない。葉は枯れかけていた。花が風に揺れているのでHOさんがアシストしてくれて写すことができた。日蔭はヒンヤリして気持ちが良いどころではない。 |
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5. 「あつた」本日のメンバー全員で 小屋に上がると他会のメンバーがいて各会の会旗が掛けてあった。展望丘はガスの中であるためかそこに登る人は見当たらない。「あつた」は全員集合して記念撮影を撮ってもらった。 |
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6. 展望丘からの下山途中 一般会員の3名が藤原岳は初めてであり集会が始まるまで時間があったので展望丘に誘ってみた。SMさんが行ってみたいとの意向であったので2人で登った。ガスは時々切れる程度で展望は利かなかった。下って行くとガスが流れ小屋が見えた。「あつた」の女性3人が上がってきた。集会時間に間に合うかと思ったが若いだけに速い。 |
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7. 一般参加のK夫妻 奥さんは初級登山学校の卒業生だ。旦那さんは188cmの長身だ。2人は少し天狗岩方向に歩いてみたと言っていた。 |
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8. 山頂集会・愛知県連を代表して副理事長(「あつた」の会長)の挨拶 山頂集会は三重県連・愛知県連各代表の挨拶の後三重県知事・いなべ市長の各メッセージの代読等があり最後に「4項目の取り組みを行っていきましょう」と山頂アッピールをして集会を終了した。 |
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9. 小屋前の清掃 小屋の前は掘り起こせば限がない。そろそろここの清掃を打ち切りあとは八合目で行うことにして下山にかかる。 |
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10. フタリシズカの花 展望丘は一面のガスに包まれていた。下は晴れて養老山脈もはっきり見えている。登山道横にフタリシズカが花を対生する葉の間から穂状に2本づつ立てていた。 |
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11. 登山口の休憩所 八合目で清掃し四合目で時間調節して登山口に下山した。 |
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12. 西藤原駅に戻る 西藤原小学校前駐車場でゴミの集計をし下山集会を終了した。「あつた」は西藤原駅から帰名して有志による打ち上げ会を実施した。 |
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概念図はこちら 今年の清掃登山は爽やかな登山日和となり新人・一般会員ともに満足しているようであった。なお藤原岳の清掃で小屋前のゴミは掘り起こさない方が良いと思うがどうであろう。 |
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