■行ってきました

春合宿 白馬大雪渓

私にとっては、入会以来初めての合宿であり、新入会員(私も)、先輩会員とも同行でき有意義な山行でした。
今までは、仲間だけでの山行でしたから、ある意味自由奔放で、楽しい反面、責任の所存が明確でなく何処と無く不安定な中での山行でしたが、今回は、事前のトレーニングから参加していくステップアップ、親睦、和を積み重ねての集大成的な行事でも有りました。

行き先も、春の大雪渓であり、この時期訪れたことの無いコースが新鮮でした。

日 時
:5月1〜3日
コース:猿倉 − 白馬尻 − 大雪渓 − 白馬村営頂上宿舎 − 白馬山頂 − 大雪渓 − 猿倉


今回は、山頂付近・以北の天候に不安がありCLに指示によりコースを変更し雪渓を下るコースに変更しました。(お陰で好天の中、素晴らしい雄大な雪渓を満喫できました。)
参加者:テント泊7名+小屋泊2名 9名(詳しくは、報告書参照)
コースタイム:詳しくは、記録係より発表されます。

延々と続く雪渓に米粒を散らしたように点々と見える登山者達!
思い思いに休憩し、写真を撮り、行動食を採り、雪と戯れながら悠久の時を楽しみながら目的地を目指します。

急登有り、長時間雪上歩行での疲れ有り、ピッケルワーク有りと今までの合宿での成果を発揮しつつ、高度を稼ぎました。

横には、カラフルなウェアーのスキーヤー達も、これまた悠久の時を楽しんでいました。
最近は、やはりボーダーが多くなりました・・・
でも「上手い人はカッコ良いっす!」

行く手の左側には「杓子岳」2812mが、ユッタリと見守って居てくれます! (^^)v
空は何処までも蒼く、雪はあくまでも白く輝き、頂は真っ直ぐ天を指し・・・・・うぉーわぉーとぇーです!
※その場に居ないと出せない声?でした


白馬村営頂上宿舎のテント場で設営中の会員。
到着は、午後3時頃でしたが、既に各地からの「山岳会」っぽいテントが数張有りました。
当日は、予想通りに風が強く、設営も1〜2名では出来ず、時間も掛かりました。(以前、ソロで来た時にもなかなかテントが張れなかったことを思い出しました)・・・
我々は、4・5人用を2張での幕営です。
風は昼夜弱まることなく翌朝まで吹き荒れ、なかなか寝付けません
テントマットのお陰で寒くは有りませんでしたが、風が・・・・・
※ やっかましいワー

翌朝6時過ぎには、全員で「白馬山頂2,932mに到達!
風速は10m程有り、霧雨も横から吹きつけ「やっとの思い」で「会旗」を持っての写真を撮り、足早に小屋に戻りました。
この時既に、CLからは縦走断念雪渓下山の指示が出ており、テン場での撤収に入りました。
下りの雪渓にはアイゼン装着で万全を期しました。

昨日は、あれほど喘いで登って来た斜面を今日は下ります。
思っていたより斜度もキツク感じます・・・
足元のアイゼンを頼りに下る・・下る・・
杓子岳は昨日と同様今度は右手のドッシリ構え、雄大に見守ってくれていました。
雪質は、気温の上昇で緩んで来ていますが、量的には充分有ります!
途中「尻セード」等も試してみました。ピッケルワークの勉強?も兼ねて・・・・・・
長い下りで膝を痛めないよう、休憩を取りつつ下りますが照りつける太陽の日差しで「真っ黒」に成った会員も居ます。
帰りの温泉では「入れなかった」らしい???!!!

今回は、天候の不安定も有り、当初の予定こそ変更しましたが、大雪渓をその分楽しめ、各会員共々
成果の有った合宿だったと思います。
次回白馬へくる事が有れば、歩いてみたいコースも有りますので、ご一緒できる方が居れば行きましょう!

新入会員を含めての大所帯を纏めて頂きました「CL、SL」には、感謝致します。
まだまだ反省する事も多い山行でしたが、大変良い経験をさせて頂けました事を、お伝えいたします。
記:higetako