■行ってきました

御岳五の池小屋(フライング山行)

■日 程 5月28日 am04:00 名古屋発 ⇒ 濁河温泉 - 五の池小屋 - 継子岳 - 四の池巡り - 五の池小屋(泊)
5月29日 am07:00 起床 - 五の池小屋 - 濁河 - 名古屋
■メンバー SN/MN/TY/KK/HA

今回の山行は、筆者の恒例?に成りかけている「山小屋開き前山行」にご同行頂ける方を集っての異例の山行でした。行程も久し振りの小屋泊まり、アンチピークハント?と言う何だか解ったような解らないようなものでした・・・・・
初日は、朝早く(am04:00)名古屋を経ち、朝一でのスタートで小屋を目指すものです。
予定の濁河温泉Pには、車も疎ら、早速出発します。
スタートして僅かの所に「仙人滝」が有ります(立派な立て看板有ります)。ここは未だ御岳の景勝路に位置し、立派な階段、木道も完備され、時間を稼ぎます。


湯の花峠より仰ぐ「継母岳」の稜線
8合目(お助け水)辺りから雪が現れ、足元に気をつけ高度を稼ぎます。
遥かに望む「乗鞍」の雪を被った雄姿も見逃せませんよ (^^)

森林限界から上では、雪渓を3回ほどトラバースします。

我々の予定より早く小屋には到着し、荷物を降ろしてから結構ユックリ出来ました。
持ち上げた土産(お菓)を広げ、昼食も採り、予定通り「継子岳」2859mに移動しました。⇒徒歩30分程
そこから先は、予定では小屋に戻るはずでしたが、あまりにも時間が余りそうだし、予定表には無かったが、目の前の四の池を周回するコースを行ってみる事にしました。

徐々に解氷の始まる三の池
(シュプールが有った)
四の池への下り(ザレ場)

← 四の池の解氷水が創る幻の滝。 四の池の水が枯れると消えてしまいます。
夕暮れの迫る中を五の池へ向けて稜線を行く会員たち!

四の池から五の池小屋への雪渓をトラバースしていきました (^^)

五の池小屋の前から小坂方面を望み、夕日を見る。池の氷がキラキラ輝いて綺麗でした。夕食後は夜が更けるまで山談義に花が咲き、寝不足を誘いました??? 翌29日は生憎の曇天(遅くまでガス引かない)

TYさんも苦手な雪斜面に果敢に挑戦!!
濁河からの登山道は、山小屋のスタッフ、岐阜県の補助等を戴き、綺麗に歩きやすく作り直されていました ⇒

今回の山行は、ピークハントとは違い、残雪の小屋開きを楽しく歩くと言う所謂「お気楽山行」的な要素を含んでいましたが歩行時間は短い物のスピードは決して遅くは無く、それなりの成果は有ったと思います。
雪山歩行を練習していたTYさん・・・ストックワークの習得をしていたHA?等・・・
小屋の管理人との話もなかなかシーズン中では出来ない物ですし、秘蔵品(デモDVD)なども見せて貰い、お酒も入り一風変わった山行に成ったのでは無いでしょうか?
秋口の小屋閉めも行きたいな〜お酒でも担いでね・・・

今回お世話に成った五の池小屋 :https://www.gonoike.jp/
お勧めのお湯 : ひだ小坂「天空の温泉宿 濁河温 泉湯元館」 0576-62-3110
記:higetako

【サイト管理人の注釈】
今回は営業開始前の襲撃?ということで公開をためらいました。こういうのを読んでマネをするお馬鹿さんがいるからです。念のため五の池小屋に電話して、小屋番の市川さんに相談しました。

「…ということなんですが、山岳会のホームページで山行記を公開してもよろしいでしょうか?」「ウチのホームページにも載せているし、かまいませんよ」「他の小屋で同じようなことをして、迷惑をかける方が出るのでないかと心配しています」「大丈夫でしょう」

…ということで公開に踏み切りました。
マネしないでください>モラルや節度の足りない方々
(縄文人)