■行ってきました |
予行演習:御在所山 | 2009.12.23 T.Yamada |
下見はしたものの雪上夜間歩行には初日の出当日と同様の時間にもう一度歩いてみたいとリーダーのTe.Ya.さんから話があり12月23日1時に金山駅をスタートした。 |
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1. 四の橋 湯の山温泉を過ぎると道路に雪が出てきた。一ノ谷駐車場は一面の雪であったがこの季節としては暖かい。スカイラインの裏道登山口までの間で一部凍結していて先が思いやられた。整備された高巻道から左岸に渡る。風もなく暑く体温調整して四の橋を渡る。リーダーは凍っているかもしれないと慎重である。 |
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2. 藤内沢への分岐を越えて 藤内小屋で小休止する。街の明かりが輝いて見える。ここから兎の耳までが初日ノ出山行の夜間雪上歩行でTe.Ya.さんが最も心配していたところである。下見の時張ったテープはほとんど見ることができなかったが今日はトレースが付いていたのでルートを見誤ることはなく順調であった。藤内沢の分岐を越えて小休止するまでにT.Y.は疲れてしまった。このまま行くと日の出に間に合わないと思いメンバーに先行していただくようにお願いしたところMUさんがTYに同行して頂けることになった。 |
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3. 国見峠 氷結している感じがしたのでアイゼンを付けた。先行パーティーのトレースにはアイゼンの爪跡はなかったが疲れたTYにはアイゼンが必要なのだ。空が白んできた。夜明けが近い。国見峠に着くと日の出10分前であった。もう日の出を見ることはできない。 |
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4. 朝日の射すイブネ・クラシ 登っている間に日の出になったようだ。尾根の向こうになるので見ることはできない。朝陽台の一角に登って振り返ると国見岳が赤くイブネ・クラシ・銚子ヶ口にも朝日が射していた。 |
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5. 富士見岩から 富士見岩から伊勢湾の向こうに昇った太陽が雲と雲の間から輝いていた。いつも初日ノ出の時に拝む太陽と同じであったが遠くが霞んでいて知多半島や中部国際空港も見ることはなかった。先発隊 はここにはいなかった。気温が高いとはいってもじっとしていると寒いので朝陽台の休憩所で風を避けているのだろう。 |
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6. 鎌ヶ岳 鎌ヶ岳の尾根筋が手にとるようだ。今年はMUさんと三口谷から登り日陰尾根を下った1回のみだ。来年は雪のある時にも登ろう。 |
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7. 体力の余っている3人 長陽台に上がっても我メンバー以外人影はない。まだロープウエイは動いていないからだ。休憩所の横にあるテーブルの上の雪にTWさんが「あつた」と書いた。そこで比較的若い3人の記念撮影 |
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8. 本日のメンバー(TWさんは撮影) 全員で記念撮影をしたいと思いセルフタイマーを塀にセットしようとしたが風で落ちそうになり諦めTWさんにシャッターをお願いした。 |
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9. 一ノ谷新道小休止 一ノ谷新道下山口では水を吹き付けて氷柱が作られている。青く輝いていた。トレースが無いので下山道が分かりにくい。左にササの出ているところがトラバース出来そうでMUさんが偵察に行ったが行けそうもない。真下が下れそうでKSさんが確認に下る。下った所からトラバース道が見つかった。以前大黒岩への分岐で迷い込む人があったがリーダーのTe.Ya.さんは常時先頭で確認しながら慎重に進んでいるので心配はない。 |
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10. 立休憩 急下降が続く。TYはアイゼン団子をピッケルで落としながらの歩行だ。気温が上がりアイゼンの必要がなくなり脱ぐことになった。TYは疲れ切って外すことのほう心配なのでそのまま歩行を続け無事駐車場にもどった。 |
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概念図はこちら 帰路ヘルシーパル湯の山で疲れを解し反省会を行って解散となった。リーダーのTe.Ya.さんは過去3回の経験があるも無事終了でき初日ノ出を期待したいとのことであった。MUさん・TUさん・TTさん・KSさんは積雪・夜間は初めてで良い経験になったと言っていた。帰りは若く元気なTTさんが運転してくれてありがたかった。なお初日の出山行とポール移設山行は悪天候により中止になった。 |