■行ってきました |
本谷・中道 | 2009.8.15 T.Yamada |
昨年9月の豪雨後本谷へ行くのは躊躇していた。11月3日に初日の出山行の下見に行った時本谷の入口を見て崩れている部分があったからである。例会時HMさんからほとんど影響がなく以前と変わりがないと伺い行ってみたくなった。昨年Te.Ya.さんから本谷に行きたいと聞いていたので誘い8月15日HYさんと3人になった。 |
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1. 失くしたポーチ Te.Ya.さんの車で一の谷の駐車場に行くと既に15台で満車であった。スカイライン接続路の車止めの前にも1台止めてあったがこの前に置くことができた。冷えている感じであったので長袖をはおってスタート前のシャッターをきった。歩いて暑くなるとと思いザックとポーチを車の後ろに置き長袖をザックに入れスタートした。この時ポーチを持ち忘れたようだ。この中にはオリンパスのデジタルカメラC−70 ZOOM・小さなヘッドランプPETZLのイーライトE02Pその他小さな三脚が入れてあった。本谷最初の滑で写真を撮ろうとして気がついた。すぐに戻り探したが見当たらなかった。この間約45分である。この写真はHYさんが準備中に自分のザックを撮った時偶然TYのザックとポーチも写っていたものだ。 |
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2. 岩の下を潜る手前 最初の滑までは右岸の登山道を行く。滑の下が以前より荒れて左岸の道が崩れたようだ。不動滝の下もやや荒れていたがそれまでは気持ちの良い滑滝が続いていて以前とかわりない。不動滝を左から高巻き二股のところが荒れた感じだ。右にとり次の二股を左すると右岸の小さな壁を登る。以前と違うところに矢印があった。ホールドがしっかりしているのでこちらの方が安全だ。大黒滝も水量が少ない。右岸から巻き上の長いトユ状の滝は左岸の道を行くも急登だ。谷に降りゴーロを行く。岩の下に潜りザックを置いて上に抜ける。 |
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3. 大黒岩から見たロープウエイ ガレを登って行くと足元に小さなシモツケがピンクの花を咲かせていた。下からゴンドラがどんどん上がってくる。山頂駅はガスのため見えない。朝陽台に向かう補修路と大黒岩への分岐に着いた。計画通り大黒岩に行く。大黒岩あたりがガスのかからない限界になっていてゴンドラの中の観光客が手を振っているのが良く分かる。こちらもそれに応える。 |
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4. 朝陽台にて本日のメンバー 大黒岩から尾根伝いに朝陽台に向かう。一の谷新道への分岐を過ぎると背丈以上のササが覆い被さってきた。稈は緑色で薄茶色い稈鞘が取り巻き大きな葉を持つ健全なササである。踏み跡ははっきりしていてロープウエイ山頂駅の裏に出るが駅には入れない。左にコンクリートの階段があり下に公園広場が見えている。広場では多くの小学生がタモを持って飛び回っていた。赤トンボにマーキングするイベントのようだ。晴れていれば赤トンボが群れをなしているのに今は樹に隠れているようだ。朝陽台に行き記念撮影のため観光客にシャッターをお願いした。見晴らし台に立ち寄ると真下に大黒岩とその前方にえびす岩が見え隠れしていた。富士見台では鎌ヶ岳の山頂部が雲の中にあった。Te.Ya.さんが登りの本谷を見るために下山を中道に計画したが中道から本谷は見ることはできない。中道が南下して本谷上部が望めるものの遠いので歩いたところまでは確認できない。裏道が工事のため通れない今、中道をピストンする登山者が多いようで登山道が荒れてきているように思われる。 |
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概念図はこちら スタート時点でデジカメを失くし残念ながら写真を撮ることができなかった。従って今回の写真はHYさんからお借りしたものである。HYさんに感謝したい。今までに何回もデジカメを置き忘れ西穂では失くした。防御のためポーチに入れ首から下げていたのだがまた置き忘れ失くしてしまった。すぐ買いに走ることになった。経済的に余裕のない人間がこのようなことではどうしようもない。 岐路湯の山温泉派出所と道の駅に遺失物の届を出しいつものように「じょあん」と「あじさいの里」に立ち寄り送って頂いた。 |