■行ってきました |
鳳凰三山 | 2007.10.12〜14 Matsuoka |
秋まっさかりの鳳凰三山に行ってきました。メンバーは、FMさん、MYさん、Mさんとわたしの4名。 Mさんは10/12に県連の会議があり、出発が22時過ぎと少し遅くなったけれど、快調に中央道を飛ばして翌2:30には登山口の青木鉱泉に到着。駐車場近くの川原にテントを張り、前夜泊。 空には満天の☆、翌朝の好天が期待される。 |
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レトロな青木鉱泉の建物 一夜明けて、1日750円×2日分=1500円を支払い、車を青木鉱泉の駐車場に移動。 駐車場はそこそこの賑わい。準備をして歩き始める。 |
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おおきなシダ 歩き始めてスグ、目に付くのはおおきなシダの葉っぱ。さすが、南アルプス。 この夏、よく歩いた北アルプスとは、あきらかに植生が違う。ちょっと見慣れない景色の中、ドンドコ沢をどんどん登って行く。 |
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登山道 少し段差は高いけれど、気持ちよく整備された登山道。 秋の色に変わっていく木漏れ日の中、少しずつ高度を上げていく。 |
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滝 鳳凰小屋までは、滝を眺める道だった。 大小さまざまな滝が目を楽しませてくれる。 最初は南精進ケ滝、2つ目は鳳凰の滝、3つ目は白糸の滝、4つ目は五色ケ滝。それぞれに趣が違う。 滝を眺めることでココロが癒され、カラダも心地よい休息になり、なんともいい感じに歩くことができた。 |
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地蔵岳山頂が見えた! 樹林帯を抜けたら、そこには本当の秋が広がっていた。まだ遥かに、地蔵岳の山頂オベリスクが見える。 あのてっぺんまで・・が、今日の目標。 |
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鳳凰小屋 のんびり歩いて、6時間ほどで鳳凰小屋に到着。 テン場はまだすいている。 前の週は大変な人出で、テン場も満員。 なるべく詰めてテントを張ってくださいと説明を受ける。でも、この日のテン場は10数張りくらいで、のんびりしたものだった。 |
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山頂に向かう テントを設営してから、地蔵岳の山頂に向かう。 小屋からは1時間ちょっとくらいの道のり。 急な坂道を上がり、樹林帯を抜け、目の前にオベリスクが見えてからが遠かった〜。(^^; 足元はざらざらの砂で滑りやすく、かなりな急坂がずっと続いている。 やっとでオベリスクの基部に着いた時は、みんなずいぶん疲れ果て、これがこの日の核心だったねと笑いあった。 |
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オベリスク 途中までは、よっこらしょとカンタンに登れるオベリスクも、そのてっぺんまではちょっとした岩登りになる。 ずいぶん怪しげな残置ロープで山頂へ登るMさん。そのあと、ロープで確保してもらって、わたしもてっぺんまで上がってみた。 |
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みんなで記念撮影 せっかくだからと、他の登山客にお願いして、オベリスクを背にみんなで記念撮影。 気分はすっかり観光客♪ |
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夜明け 翌日も晴天。 小屋のテラスから見た朝焼け。 さあ、今日は観音岳と薬師岳を登って、青木鉱泉へと下山する。 気温は3度。風がないのでそんなに寒さは感じないけれど、朝食を食べた木のテーブルは、ところどころ凍っていた。 |
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稜線歩き 鳳凰小屋を出発してからは、マジですか〜っていうくらいの急登。この日は地蔵岳のピークを巻き、観音岳へと登って行く。朝イチ、まだ目も体も起きてない身には少しつらい登り。 頑張って登って稜線に出た。そこからはまことに気持ちのいい道を歩いて観音岳・薬師岳へ。雲海の上には、すぐそこに富士山も浮かんでいた。 |
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白峰三山 観音岳山頂から見た、雲海に浮かぶ北岳。 そこから伸びる稜線は、間の岳と農鳥山。 いつまで見ていても見飽きない景色。 手に取るように目の前に広がっている。 |
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甲斐駒岳 北岳のすぐ横には甲斐駒岳。 この山に登ったのは、もう何年も前。「久しぶりだね〜」って、なんだか懐かしい。 |
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薬師岳山頂 いつまでも眺めていたけれど、そろそろ降りなくてはね。あとは、青木鉱泉まで下るだけです。 |
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霧にかすむ下山道 山頂から眺めていた雲海は、下山道では霧になった。 背の低い笹の生い茂る山道をひたすら下っていく。 |
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これってクマ? ほどなく林道に出るという頃、樹皮に残るこんな跡をみつけた。 う〜ん、これはかなりでっかいクマに違いないと結論づけ、前よりしっかり鈴を鳴らしながら(気落ちはね)、足早にその場を離れたのでした。 |
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もうすぐ青木鉱泉 林道に出てから30分ほど、「青木鉱泉近道」の簡易橋を渡るメンバー。もし、川が増水していたら、もうちょっと下のきちんとした橋を渡らないといけないけれど、この日はショートカットできたのでした。 |
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秋の色に染まる鳳凰三山は、それはそれは楽しい山行になりました。 滝と紅葉を愛でながら歩いた登りの道。山頂の景色を楽しみながら、ちょこっと岩登り。 翌日は、雲海に浮かぶ山々を眺めながら、最高の稜線歩き。 気持ちよく疲れ、ココロは大満足で、幸せに過ごせた2日間でした。 一緒に歩いてくれた仲間たちに感謝です。 |