■行ってきました

冬の硫黄岳、体験しました。 K.M
2007年2月10日〜11日
メンバー:KM、TK、MY、RK

1月の冬合宿が悪天のため中止となったためほぼ同じコースを連休を使って登ることとなりました。
美濃戸口から北沢を通って赤岳鉱泉に向かいました。
天気もよく汗が出るほどの陽気です。
前方に雪をまとった大同心、小同心が姿を現しました。
赤岳鉱泉で受付を済ませ、中山展望台まで登りました。
残念ながら赤岳、阿弥陀岳の頂上はガスの中ででした。
一瞬のガスの切れ間から横岳の稜線が見えました。
昨日降ったと思われる雪が薄く付いてまるで墨絵のようでした。
今年は暖冬で各地で雪が少なくなってますが、小屋の主人の話では、平地の雨のとき八ヶ岳は雪になり今年は雪が多いそうです。
翌日硫黄岳ヘ向かいます。ガイドブックにあるように赤岩の頭へ出た途端強烈な風が吹いていました。耐風姿勢でしばし歩行がとまります。山頂には2分だけいてそそくさと下山です。
下る途中で岩崎元郎さんのパーティとすれ違いました。
赤岳鉱泉の前の人工アイスの壁です。
今年はジョウゴ沢のアイスは雪で埋もれていておもしろくないそうです。是非この人工アイス壁を登ってほしいとは小屋の主人の言葉です。
北沢の帰り道で赤岳鉱泉のキャタピラ付きトラックを見ました。ドアにはさわのひとしさんの手による赤岳鉱泉、行者小屋の名前が書いてありました。

硫黄岳の頂上付近で寒風にさらされ冬山の厳しさを体験できた山行でした。