■行ってきました |
厳冬期の硫黄岳とアイスクライミング | 2010.12.30 usagi |
種別 個人山行 目的 厳冬期の八ヶ岳を歩く&アイスクライミング 山域 八ヶ岳連峰 山名 硫黄岳 日程 2010年12月27日(月)〜28日(火) 天候 曇り/晴れ メンバー CL NM MI YH TY(会員外) 計 4名 行程 12/27 上小田井6:00===TY宅===一宮西IC===諏訪南===美濃戸口P9:30 美濃戸口10:00---赤岳鉱泉13:52(小屋泊)アイスクライミング(1時間30分) 12/28 赤岳鉱泉8:00---赤岩の頭9:45---硫黄岳10:19---赤岩の頭10:45--- 赤岳鉱泉11:56アイスクライミング(2時間) 赤岳鉱泉14:07---美濃戸口16:53 美濃戸口17:07===風呂(樅の木荘)===上小田井21:10 |
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美濃戸口の駐車場に車を止め、準備をして出発。 ピーカンの青空に、ココロうきうきです。 美濃戸までの林道は少し雪が付き、一部凍っていましたがアイゼンなしで歩き、美濃戸山荘に着いてから念のためアイゼンをつけました。 |
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林道終点の広場までは2時間ほど。この先、ようやく赤岳鉱泉への山道になりますが、しっかりしたトレースと標識で何の不安もありません。快適に歩いて、美濃戸口から3時間ほどで赤岳鉱泉に到着。 |
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赤岳鉱泉では、巨大なアイスキャンディーが出迎えてくれました。 大急ぎでチェックインを済ませ、登攀準備をしていざアイスクライミングへ。 |
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アイスキャンディの上部はこんな感じに足場が組んであります。適当なところにスリングで支点を取ってトップロープをセット。早速にみんなでトライです。 | |
usagiは数年前に御在所で1回だけアイスクライミングの経験があるけれど、 他のメンバーは今回が初めて。 みんな慣れないダブルアックスを懸命に振って登って行きます。 楽しかったけど日没近くになり、寒すぎてこの日は早々に小屋に退散。 |
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小屋では暖かい食事をしっかり頂き、明日の晴天を祈って早めに寝ました。 左:お肉のダメなusagiのためのお魚メニュー。これにキムチ鍋がつきました。(感謝!) 右:本日のメインメニューはビーフシチュー。これにポトフがつきました。ご馳走だ・・・♪ |
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硫黄岳にアタックするかは、明日起きて天気を見てから決めようと思ってたメンバー。 朝起きてみたら、こんな感じ! 急いで朝ごはんを済ませ、準備をして歩き始めました。 |
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硫黄岳へは、赤岳鉱泉のすぐ目の前の道から歩き始めます。 雪はしっかりついているけれど、トレースもバッチリでスイスイ歩けます。 |
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上を見上げればこんな青空。 気分爽快で、なんとも楽しい雪山ハイキングです。 |
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2時間ほど歩いて樹林を抜けると、赤岩の頭にひょっこりと飛び出ます。 ここまでは無風快晴。超快適な雪歩きでした。 |
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赤岩の頭に立ち、振り返って見れば、すぐそこに硫黄岳山頂。ここから山頂までは、ほんの20分ほどの距離です。 でも、ここからがさすがに厳冬期の八ヶ岳。 ちょっと怖い斜面のトラバースやら、岩を巻く様に歩くちょっとヤバイところやら、ほんの数歩だけど、「ここ落ちたら死ぬよね。」ってところを慎重に通過して・・・ |
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無事、硫黄岳山頂に到着。本日のメンバー4人で記念撮影です。 |
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見渡せば、見事に何もない硫黄岳山頂。 風だけが静かに吹いていました。 |
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山頂から眺めた赤岳、阿弥陀岳へと続く稜線。 キレイだけど、かなり険悪な感じです。歩いたら、けっこう厳しいんだろうなぁ・・・ |
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硫黄岳山頂でしっかり景色を眺めてから、風に追われるように下山。 赤岩の頭まで降りてきて、ちょっとホットしてまた記念撮影。 赤岳鉱泉を登り始めてから、ようやく初めて長めの休憩を取りました。 |
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左:登山道で唯一の鎖場。急そうにみえますが、気をつけて登ればどうってことありません。 下:倒れている訳ではありません。 あんまりお天気よくて気持ちいいからちょっと休憩中。 |
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赤岳鉱泉には12時ちょっと前に下りてきました。テン場もけっこう賑わっています。 以前はなかった囲いのついたテーブルとベンチが赤岳鉱泉のすぐ隣にできていたので、 テントの時はそこで自炊すればずいぶん助かるでしょうね。 |
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午後からは、またアイスクライミングをしました。 この日のアイスキャンディは空いていました。 きっと、みんなジョウゴ沢や裏同心といった天然の氷を登りに行ったのでしょうね。 硫黄岳の帰りにみたら、そちら方面にもトレースがいっぱいついていました。 アイスキャンディー、usagiたちは昨日も登っているので、今日はちょっと余裕です。Yさんも、Hさんもスイスイ登って行きます。 usagiも何とか一番上まで行くことができました。 |
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2時過ぎまでしっかりアイスクライミングを楽しみ、そろそろ下山開始。 雪と氷と景色を、思いっきり楽しんだ2日間でした。 |
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下山道では、本当に多くの登山者とすれ違いましたが、下るにしたがってだんだん 雲が広がり、美濃戸口に着いた頃にはちらほら雪が降ってきました。 きっと今夜は山の上は吹雪になるねと話ながら、美濃戸口を後にしました。 |