■行ってきました

KIさんの鈴鹿縦走路[ 石榑峠〜三池岳
23日水曜日KIさん・J.Hさんと旧道から小峠・石榑峠・三池岳をピストンしてきた。
月曜日の台風により沢沿いの路は増水が予想されたが台風一過の中1日を置くことになるので水が引くことを期待した。KIさんに連絡を取り前もって打ち合わせしていた谷路のルートを旧道に変更し例会時チック・承認を得た。山行部長のJ.H.さんが加わりメンバーは3人である。
ウイークデーのため23号線はトラックが多く庄内川を越えるまで渋滞していた。R421の石榑峠とR306の鞍掛峠は台風による土砂崩れなのか通行止めの案内が出ていた。鈴鹿の山にはモヤがかかっていてはっきりは見えていない。

1. やけやま橋
鵜峠橋の手前の路肩に駐車して旧道に入る。今は使われていない林道に橋が掛かっていた。やけやま橋と書かれていた。いつものことだがKIさんは地図を離さない。
旧道は小峠までしっかりした路だが渡渉が2回ある。水がやや濁っている感じだ。水量も多い。注意して石飛びするも靴下が濡れた。
2. 石榑峠
小峠から国道421を歩くがすぐ通行止めにしてスギの倒木の除去作業をしていた。小さいが土石流が国道を流れたらしい。
石榑峠から北は昨年静ヶ岳をピストンしている。ここから南が今日の目的であるKIさんの鈴鹿縦走路[.のスタートなのだ。目の前に電波中継塔がある。
3. 792を過ぎるとこれから向かう山々が見える
中継塔の裏から山道となり792を過ぎ緩やかに左へカーブする地点ではこれから登る900mピークと奥左に三池岳が見えていた。
4. 900mピークへのザレ場から振り返る
792から緩やかに下った730mほどの鞍部一帯はツツジ科の樹木が多くシロモジが混じった二次林で気持の良い所だ。
768のすぐ下を巻くようにして750mほどの鞍部にでる。ここから900mへは今日一番の登りだ。途中振り返ると竜ヶ岳と歩いて来た尾根の間にモヤに霞んで中継塔が見えていた。
5. 三池岳分岐から釈迦ヶ岳への縦走路を見る
なおいくつかのピークを越え三池岳分岐に着くと前面が開け釈迦ヶ岳への縦走路が見渡せる。ここは01年に北尾根から三池岳・釈迦ヶ岳・段木尾根を下っているのでKIさんの縦走路[.はここで終了なのだ。
6. 三池岳三角点
鈴鹿の山はササ枯れが進んでいるものの今日のコースはササの中を歩くところもあった。ササの中に入るとムンムンとして汗が噴出す。鈴鹿の夏は暑い。K.I.さんはヒルがいなかったからか快調にササを掻き分けてきて満足そうだ。
7.分岐にてKIさんとJHさん
分岐に戻り大休止していると小さな黒いアブがまとわりついてきた。ハチもいたが刺されることはなかった。仙ヶ岳の反省から防虫剤を塗っていたからだろう。下山にかかる。
8.KIさんとTY
ここの標識には三池岳ではなく御池岳と書かれていた。三角点には三池岳と書かれている。御池岳ではオイケダケと読んで間違いやすいように思うのだが。それでは三池岳は池が3つあるのか?というと私は1つしか知らない。
9.今日の縦走路
登ってきた所を下山する。最初のピークが946で最後のピークが900mだろう。奥は竜ヶ岳だ。
10.ザレ場を行く
今日の縦走路では危険個所はないがザレ場の通過はある。
11.石榑峠は近い
登りと違い下りが急であるが登り返しは緩やかなので比較的楽だ。電波中継塔が目前に迫ってきた。バックに竜ヶ岳
12.キツリフネ
小峠までの倒木や土砂の除去は殆んど終っていた。旧道2箇所の渡渉では水量がやや増えている感じだ。再び国道に出るとキツリフネが鮮やかな黄色い花で迎えてくれていた。

(石榑峠〜三池岳 概念図 クリックすると拡大)

台風一過の快晴とはいかなかったものの薄曇りとなりムシムシする暑さではあったが歩けたことが嬉しい。
今日はヒル対策としてKIさんはS.さんに貰ったという防ヒル剤・JHさんはヒルノックをスプレーして万全を期していたが無用であったようだ。ヒルは見ることもできなかった。この一帯が花崗岩のためなのだろう。
ヒルノック等の防ヒル剤は防虫剤と同じディートと言う成分を使っている。以前会員が防虫剤を塗ったらヒルにやられなかったと言っていたことを思い出した。これからは防虫剤を塗ることにしよう。
2004.6.23.  T.Yamada