■行ってきました

晩秋の設楽の山を楽しんできました(岩伏山)
 「愛知の130山」岩伏山の執筆者I、その近隣の山の執筆のTと私の3人で、晩秋の一日、久しぶりに設楽の山を散策して来ました。

地元の方の厚意と奉仕で下山の登山道も見違えるように整備され、登山者も増えているようだ。登山記録簿に目をやるIの様子も、満足そうに見えた。130山の担当山は、なんだかんだと言っても、思い出の山として消し去ることのできない山なのだろうと思った。

登りルートは、信仰、伝説、自然などの案内板がたくさんある。山姥の洞窟は、そんな雰囲気を漂わせている。八合目の沢上にある矢作川源泉の案内板で、段戸山の奥にその源流があったことを知る。

山頂では落葉した裸木の間から、設楽の山々が観望できる。Tは130山執筆の大鈴山をじっと見やっていた。山頂には6人の先着グループがいて、にぎやかなランチタイムであった。

この山は標高が千メートル近いので、ミズナラ、ブナ、シロモジ、アブラチャン、コナラ、アカマツなど多様な樹木が炭焼き小屋跡辺りまで続いている。そんな落ち葉を踏み分けながら、急な斜面を下り続けるのはまことに快適だ。
(2004/12/14 森の散歩人)