■行ってきました

北穂東稜〜奥穂〜前穂高岳  2011.9.29 S,Shimamura

日程:9月22(木)夜発〜25日(日)午後帰着
メンバー: M,I  Y,K  S,S

 今回の山行は、初日が雨予想になったので当初の計画より一日後ろにずらした日程で決行した。
その甲斐あって山行中は初秋らしい好天で、北穂東稜の登攀中は最高の天気に恵まれた。
おかげで北穂東稜は我々を含めて2〜3パーティで静かにのんびり登攀を楽しめたのだが、
北穂から奥穂への縦走路は3連休とさまざまな社会現象のせいで登山者が溢れ、涸沢岳手前の
登山道では渋滞が続いた。一時間半以上のコースタイムの遅れや落石の危険に晒され、
最終日に予定していたジャンダルムもリスク回避のため奥穂から前穂にコースを変更した。
ジャンダルムに計画通り行けなかったことは大変残念ではあるが、事故も無く今シーズンでは
まれにみる好天に恵まれ下山出来たことに感謝したい。
写真右端が北穂東稜、中央が北穂南陵、左が涸沢槍と涸沢岳です。
北穂南陵の一般登山道から外れ、東稜の取付きに
向かってゴルジュをトラバースしているところです。
登攀開始、眼下には涸沢のテント場が小さく見えます。
   
ホールド・スタンスがしっかりあるので、
アンザイレンしないで確実に登りました。
東稜の核心部(ゴジラの背)です。 高度感は
しっかりありますが、二人とも余裕です。   
 

登攀中、左側には前穂北尾根全容がいつも見えていました。 
  

 ゴジラの背からアップザイレンすると東稜の核心部は終了です。 

後は、北穂小屋を目指して30分程登ると小屋のすぐ上が北穂高岳の山頂です。
   

涸沢岳への縦走路(左写真)と涸沢岳の山頂(右写真)です。
この間、登山道の渋滞で一時間半のタイムロスと落石のリスクに晒され大変でした。
 
 
涸沢岳から見た奥穂(右)と吊り尾根に続く前穂高岳(左)です。
 
涸沢岳から見たジャンダルムです。今年は一番人気のようです。
 

最終日は、渋滞を回避するためAM4時過ぎに出発、おかげで奥穂頂上でご来光を拝めました。
 

最後に前穂高岳に登り、下山しました。最終日も午前中はすばらしい快晴で本当にラッキーでした。
今年の夏山シーズンは、全く天候に恵まれなかったので、今回の山行は大変満足しています。
きっと晴れ男と晴れ女のW効果かも知れません・・・・・。お疲れ様でした。