■行ってきました

入道ヶ岳・北尾根 2009.3.8  T.Yamada

JHさん夫妻からFAさんと入道ヶ岳に行く計画がだされ眺めているとF.A.さんが一緒に行きましょうと誘ってくれた。JH夫妻に話をして参加させていただいた。前日F.Aさんから電話があり都合で参加できないという。従って3月8日当日は3人での山行となった。南岸低気圧がずっと南下したため当日の朝の天気予報は前日までの予報と異なり曇りのち晴れに変わっていた。

1. 通報ポイント2
JHさんに迎えに来ていただきR23号・桑名・鈴鹿ICから椿大社駐車場に着く。高曇りで気温は低い。林道を行くと右手に愛宕社への石段が上がっている。このすぐ左に登山道が付いていてツバキの苗木が多数植えられ名札が掛かっていた。右に愛宕社があるがなおも登ると小尾根に出合い右折して登る。小ピークにはポイント2の標識が立っていた。SHさんは25000図を手から離さず現在地を確認しながら歩いている。
2. 急登を終えて
北に向かい送電鉄塔を越え大久保への分岐を左に下る。498を越えるとポイント5がありそこからが急登だ。左に避難小屋を見てからも急登は続く。登り終えると西南が開け雰囲気の良いところに出た。ポイント7が立っている。
3. 鎌ヶ岳・御在所山
アセビの山腹を登り尾根に上がると実をつっけたアセビ群落の向こう北に鎌ヶ岳と御在所山が近くに見えている。
4. アンテナ?
西に向かう尾根を行き入道ヶ岳北峰の一角に上がると南三角点方向にアンテナが立っていた。
5. 北峰の丘頂を行く
鎌ヶ岳・御在所から東よりには遠くに真っ白に雪をかぶった御岳山がある。ルンルン気分だ。
6. 三角点に上がって
北峰の西には奥の院があるが今日は立ち寄らず三角点に向かう。三角点に上がり目に飛び込んできたのは横腹に「鈴鹿市市制50周年記念事業わがまち魅力再発見23」と書かれた金属の大きな円盤であった。この山には似合わない感じである。
7. 入道ヶ岳三角点からの野登山・仙ヶ岳
低い山だが360°の大展望だ。北から御在所山・鎌ヶ岳・水沢岳・宮指路岳・仙ヶ岳・野登山と鈴鹿中南部の山々・志摩半島・伊勢湾を望む。
8. 本日のメンバー3人で
三角点には2人・2人・1人の3パーティーがいたがすぐ姿が見えなくなった。1人は奥の院へ行くのが見えていた。快晴無風でのんびり寝転びたい雰囲気であったが腰をおろしていると冷えてきた。鳥居の横でセルフタイマーで記念撮影をして下山にかかる。
9. 入道ヶ岳を振り返る
二本松尾根を下る。急なザレたところもある。ここでTYが大失敗をした。頭大の石に乗ったときこの石が前に崩れ落ちた。横に手をついて体はどうもなかったが落石を起こした。最初は緩やかに転がったのだがそのうちに早い回転で登山道をゴロゴロと速度を増して落ちて行った。3人で「ラク」「ラク」と何回も叫んだ。登山者がいなかったことが幸いであった。落石がこれほど長く登山道を転がり落ちていくのは初めてのことで冷や汗をかいた。安定した石に抑え気味に乗ったつもりであったが剥がれたのだ。今後注意の上に注意したい。
概念図はこちら

入道岳は04年の誕生日に降雪の中SHさん・HKさん・KIさんの4人で登って以来であった。前日までの天気予報のせいか登山日和にもかかわらず登山者が少なく楽しい山行ができた。都合により参加できなかったFAさんは残念であろう。岐路いつものように喫茶「じょあん」・阿下喜温泉「あじさいの里」まで足を延ばした。