■行ってきました |
美滝の連続・奥ノ深谷 | 2007.7.29 T.Yamada |
もう沢行きは諦めねばならないかと思っていた。そんな時HSさんが「奥ノ深谷」に誘ってくれた。奥ノ深谷には入会した年・11年前になるのだが2回入渓している。すばらしい滝が多く釜で泳ぐことも多かったことを思い出し飛びついて参加させて頂いた。 カメラ担当である。いつものように全て自動で撮っているが滝の写真はピンボケや手振れで見にくいものが多い。お許し願いたい。 |
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1. テントにて 7月28日21時メンバー5人が清洲に集合してSSさんの車でスタートした。琵琶湖大橋経由で坊村に入る。367号線は道が良くなっていて坊村のところも新道と旧道との間にトイレが出来ていた。お宮のところに数台止めてあった。明王谷沿いの林道が奥ノ深谷の出合まで入れると思ったので進むと谷側の駐車場にテントの先客がいる。林道にゲートがあり進めないのだ。私達もそこでテントを張る。ヒンヤリとして涼しい。朝白みだすと鳥の鳴き声で寝ていられない。空は予報どおりか雲が一面だ。 |
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2. 滝7m 明王谷から奥ノ深谷を遡行するには駐車場の横を下るのだが天気予報の午後雷雨との報もあり白滝谷出合より入る。入渓地点までの林道は車でも全く問題ないのだが約1時間歩かなければならない。入渓してジャブジャブ水に浸かると涼しいどころか冷たい。この滝は右岸を小さく高巻く。HSさんが上に出ている。 |
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3. 滝2段8m 小さい滝も釜を持っていて泳いで行けばよいようなものだが泳ぐ気がしない。この滝はSSさんが腰まで入り下段3mを登っているKKさん・MAさんが続く。上段5mは右を高巻く。 |
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4. どこを登ろうか 大高巻をして下ると滝をいくつ越えたのか判らなくなる。大高巻は樹や木の根が頼りだ。それだけ危険性を孕んでいる。そのため沢に掛る滝を見ている余裕が無くなるのだろう。このナメ滝は上にも滝が続いているのが見えている。どこを登るかSSさん・KKさん・MAさん |
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5. 滝の上に他のパーティーが見える 兎に角釜を持った滝が続いている。水際を登っていても飛沫がかかり寒くなる。 |
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6. 休憩 陽射しのあるところで休憩をお願いする。濡れた体はすぐには温まらない。 |
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7. 滝をどう登るかHSさん この滝は滝壷の左を腰まで浸かりヘツル。 |
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8. HSさん・KKさん・MAさんが登る 泳ぐ気にはなれない。この時期としては気温が上がらない。胸まで水に入ると震える。 |
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9. 岩溝の中にある滝 SSさんがこの滝は泳いで滝まで行けば簡単だと言うが左を行くことにした。 |
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10. シャワークライムをしていたのだが HSさんはこのナメ滝を水流に逆らってシャワークライムしていたが冷たくて横に逃げてきた。 |
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11. 終了点にて本日のメンバー(TYは撮影) 谷にロープが渡してある一般登山道に出た。先行したパーティーが休憩している。ここで遡行は終了し大休止。沢靴をスニーカーに履き替え下山にかかるが沢を渡渉しなければならない。沢靴であれば何とも無いが履き替えた後だ。慎重に渡る。下山は一般登山道を牛コバの林道に出て駐車場に戻った。駐車場手前で多くの姫君がウエットスーツを着替えているのに出会い一瞬目のやり場に困ったがこれは明王谷でのイベントが終了したところであった。 |
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概念図 再び「奥ノ深谷」で沢を楽しめメンバーに感謝したい。今日は寒気がここまで南下して気温が低く泳ぐ気になれなかったのが残念である。また機会があれば来てみたい沢である。 |