■行ってきました |
ポンポン山 | 2011.1.30 usagi |
種別 個人山行 山域 京都西山 山名 ポンポン山 2万5千分1地形図名 京都西南部 日程 2011年1月12日(水) 天候 曇り メンバー CL ST NM 計 2名 行程 本山寺駐車場13:05---本山寺13:30---山頂14:23/14:35---分岐15:30---駐車場15:44 ポンポン山に登ろうと思ったのは、その名前の面白さからでした。 京都市西京区と高槻市の境界に位置する標高678.7mのこの山は、江戸時代までは加茂勢山(かもせやま)と呼ばれたそうですが、明治時代から「頂上に近づくにつれて、足音がポンポンと響くことからポンポン山と呼ばれるようになった」とのこと。でも、本当に山頂付近を歩くとポンポンいうんでしょうか?それを確かめに歩いてきました。 |
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ポンポン山へは東海自然歩道が通じていて、全部を歩き通すと半日位の行程になりますが、この日は午前中大阪市内で用事をすませてからの登山開始だったので、本山寺駐車場から山頂ピストンのみ。 駐車場から車道を20分くらい歩くと分岐に出ます。本山寺経由でもポンポン山にいけるので、まずは本堂にお参りしてから山頂を目指します。 |
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「毘沙門天本山寺」と掲げられた山門をくぐり、石段を登ると本堂に到着。 ご本尊の毘沙門天に手を合わせてから、本堂右横を通り抜け、ポンポン山の登山道へ。 |
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良く整備された登山道にはうっすら雪。しばらく歩いて行ったら、完全に雪の道になりました。 |
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案内板も万全でまったく迷うことなく、山頂と杉谷方面への分岐に到着。 この階段を登ると、ポンポン山の山頂に出ます。 |
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山頂に無事到着。二等三角点にもタッチ♪ 残念ながら、山名の由来となったポンポンという音は確認できず・・・ 石灰岩のこの山の山頂付近、どこかに空洞(鍾乳洞?)があり、ポンポンとまではいかなくても、なんとなく響く音がするという諸説もあるんですけどね〜。 |
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山頂からは、東に京都市内、西に大阪市内、北方面は以前登った愛宕山でしょうか。 少し霞んでいましたが、ぐるっと360度いい景色です。 |
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山頂から出灰(いずりは)へ下る標識。前回敗退した出灰から登ると、ここに出るんですね〜。 実はこのポンポン山、昨年秋にも登ろうと思って来たことがあったのですが、その時は出灰からサクっと登るハズが、登山口に駐車スペースが見つからず、あちこち探しているうちに時間切れ。 今回2度目の挑戦で、やっと山頂に立つことができたのでした。 |
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帰り道、「高槻の古木」をしっかり確認。こんな大きな木を、登る時は見落としたのでした。 分岐を左に取って、下山は本山寺をスルー。あっけないほど簡単に本山寺駐車場に帰り着きました。 |
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帰り道、車で神峯山寺(かぶさんじ)にも寄りました。こちらもホント立派なお寺です。 神峯山寺からさらに下って、この鳥居がポンポン山を縦走する時の登山口。ここからポンポン山山頂まで7.6キロの標識。向こう側に抜けるには、さらに何キロもあるので、ずっと歩き通したら、けっこう骨のある道なんだろうと思いました。 |
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ここには何だか可愛らしい牛地蔵がありました。 その昔、若狭方面より日本海の海の幸を運んだ牛の苦労をねぎらうために建立されたそうです。 ポンポン山は歩きやすい道、山頂からの景色、登山道にある2つの名刹、公共交通機関を使って縦走可能と、人気の山になる理由がいっぱいの山でした。 |