■行ってきました |
西南尾根〜霊仙山 |
合宿トレーニングとして西南尾根を登る計画が出されていた。トレーニングであれば合宿に参加出来ない者が入るのはどうかと思っていたがJHさん夫妻のみになったので参加させていただいた。 |
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1. トチノキの黄葉 車を置いた榑ガ畑登山口から汗拭き峠を越え落合の登山口まで約1時間木々の黄葉している中を歩く。今畑までの途中周りのトチノキは既に葉が落ちているのにこの木は今が真っ盛りであった。 |
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2. 西南尾根を見る 今畑から登って行くと大きなブナノキの多い尾根になり黄葉しているため明るく気持ちが良い。足元には木の葉に埋もれるように実の入っていない殻斗が多い。実は動物が食べたのか見当たらない。 笹峠から登山道は南東に下っているがいつものように尾根通しに行く。石灰岩のごろごろした小規模のカレンフェルトになっている。 |
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3. ササ枯れか この辺りのササは頭がない。シカやカモシカにでも食べられてしまったようだ。50cmほどになってしまっている。木の葉も落ちているので見通しが良くなった。 |
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4. 稜線から南東を望む 鞍部のササはなお健在の部分が残っていた。潅木がまばらにある尾根の急登を登り終えると一挙に見晴らしが良くなる。風が出てきたので長居はできない。 |
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5. 近江展望台からの岩稜帯 やや緩やかになった草原状を登ると近江展望台だ。琵琶湖や伊吹山が見えるはずだが今日は残念ながら霞みが掛かっている。ここから少しの間石灰岩の岩稜になる。本来トレーニングであればアイゼンを履いて歩くことになっていたが合宿Aパーティーが中止になりこれも取り止めになった。 |
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6. 岩稜帯にあった紅葉 山頂部稜線をバックにして今にも落ちそうな紅葉した葉をつけていた。 |
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7.霊仙山三角点・最高点を見ながら行く 歩きにくい岩稜が終わると1036から最高点・三角点の稜線が見える。三角点の標識やそこに登山者がいるのがわかる。 |
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8.三角点から最高点を望む 緩やかな登山道は巻くように1036に登っている。そこに南霊岳と書いた標識が立っていた。南霊岳は岩稜の終わるところだと思っていたのだがどうだろう。最高点の南東側は断崖になっている。その上を歩くのだが登山道はササがあるため危険性を感じない。ササが枯れて無くなるとどうなるだろう。最高点から三角点の間のササも枯れかけているため歩きやすくなった。 |
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9.実をつけたマユミ 榑ガ畑への登山道を経塚山・お虎ヶ池を経て尾根から下るところで新しい路が出来ている。一部工事中ではあるが安全と標識が立っていたので右に入りこれを辿る。確かに旧道のように谷の横の岩っぽいところを下山するのとは違い危険を感じるところはない。旧道と合流し見晴台に着いた。ここには実をつけたマユミの木が数本ある。 |
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10.見晴台からの下山路 見晴台と言っても木間から琵琶湖が望めるのみだ。今日はそれも出来ない。カエデの紅葉は今日のルートでははじめて見る。 |
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11.紅葉の中をいく 見晴台からはカエデが多い。落ち葉に音が吸収され静寂そのものだ。その中をサクサクという落ち葉を踏む音だけが聞こえる。 |
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12.黄葉の中をいく 汗拭き峠に近づくに連れ紅葉が黄葉に変わる。すばらしい雰囲気の中榑ガ畑の登山口に下山した。 |
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概念図はこちら | 今畑道の黄葉・好天での西南尾根の展望・榑ガ畑道の紅葉・とすべてが想定していなかったことで本当にラッキーの一言に尽きる。JH夫妻に感謝したい。 |
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2005年11月27日 T.Yamada |