■行ってきました |
猿ヶ馬場山(1,875m) | 2011.4.28 usagi |
種別 個人山行 目的 雪上長時間歩行トレーニング 山域 飛騨高知 山名 猿ヶ馬場山(さるがばんばやま) 日程 2011年4月9日(土)〜10日(日) 天候 晴れ メンバー CL/SS YE NM 計 3名 行程 4/9 清州東IC19:00===白川郷IC===白川郷合掌村駐車場21:30 4/10 合掌村P 6:05---登山口6:13---林道出合8:10---電波塔10:20--- 帰雲山10:58猿ヶ馬場山山頂12:25/13:00---電波塔14:15---登山口16:18---合掌村P16:35 |
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300名山の猿ヶ馬場山に行ってきました。登山口は白川郷合掌村。 行程が長いので、なるべく早く歩き始めたいということで、前夜発でこちらを出ました。 白川郷合掌村の駐車場で車中泊し、5時起床。 明るくなる前から続々と車が到着し、団体さんが出発していきます。 |
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わたしたちも準備をして、予定通り6時に出発。神社の前を通り過ぎてすぐの坂道を登っていきます。 |
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林道はすぐに雪の道になりました。雪解け水が、ゴウゴウと音を立てて側溝を流れていきます。 ちょっと先に、こんなドラム缶を利用したタンクがありました。 |
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タンクの脇を過ぎ、林道をそのまま歩いていったら、10分ほどで砂防ダムに出ました。 ガイドブックには、ここを右に巻いて・・・と書いてありましたが、左側を巻いて林道に上がりました。 |
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雪に埋もれた林道。電信柱も雪の中。 まだこの頃はガスが晴れず、薄暗い中を歩きました。 |
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林道から踏み跡をたどってトラバース。その先は谷筋をずっと登っていきます。 |
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谷筋を1時間ほど登ったら、また林道に出ました。ここで最初の休憩。 |
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踏み跡だらけの林道をしばらく歩き、2つくらい大きくカーブを曲がったところから、急な尾根に取り付きます。 ほとんどないテープがここにはありました。 |
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急な尾根を登り切ったら、なだらかなブナ林になりました。 |
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真っ青な空。なんとも気持ちのいい道です。 |
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さらにだだっ広い尾根を登って行きます。 |
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歩き始めてから4時間以上、ようやく電波塔につきました。 |
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ここから最初のピーク、帰雲山まではまだまだ遠い・・・ |
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帰雲山のピークにある電波塔と作業小屋? ここから方向が変わり、いよいよ猿ヶ馬場山の山頂へ向かって行きます。 |
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このあたりから、ようやく展望が開け、気分はるんるんで歩きます。 |
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あと少しと思っても、なかなか着かない猿ヶ馬場山のピーク。 暑いし、遠いし、すっかりバテバテになってしまいました。 それでも、ようやく樹林の先に大勢の人たちで賑わうピークが見えて来ました。 |
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ようやくたどり着いた猿ヶ馬場山山頂。先客がこの3倍くらいはいました。 山スキーの人たちもずいぶん大勢。ホント、人気の山なんですね。 |
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とりあえず、わたしたちも記念撮影。 6時に歩き始めて、到着したのが12時20分。ここまで6時間20分もかかってしまい、 最低レベルだとSリーダーから厳しい言葉。(頑張って歩いたんですけど・・・ ^^;) |
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この日は無風快晴。まったく寒くありません。絶景を眺めながら、お昼ごはんを食べました。 |
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中央に雲のように浮かぶのは、北アルプス北部方面の眺め。 お天気よすぎで、春霞のように少しかすんでいました。 |
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よく目を凝らすと、槍ヶ岳の穂先も確認できました。 |
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すぐ間近にそびえる白山。雪たっぷりです。 |
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思わずusagiも白山とツーショットです♪ |
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いつまでも景色を眺めていたいところだけれど、帰り道も長いので13時に下山開始。 |
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登ってきた、長い長い道を歩いて戻ります。 |
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下ってみると、意外と急だった谷の道。ここを延々と下りました。 林道に出てからは、踏み跡をたどってずっとショートカットしたので、登りの時よりもずいぶん時間短縮。 砂防ダムのそばも通らず、林の中からそのまま行きに見たドラム缶のすぐ手前に出ました。 |
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白川郷合掌村に戻ってきたのは16時30分。休憩を含め、10時間半の行程でした。 帰りついた白川郷は雪解けで、すっかり春の気配でした。 猿ヶ馬場山は登山道がないため積雪期限定の山ですが、途中のブナ林の美しさや、 山頂からの眺めも素晴らしく、山スキーにも最適で、なるほど人気の山だと納得しました。 ただし、長い行程、ほとんどない目印のテープ、広すぎる尾根と、歩くにはそれなりの体力と 地図読みの力が必要だと思いました。 |