■行ってきました

清掃ハイク:海上の森・物見山 2007.9.30 T.Yamada

07年秋の清掃ハイクは小雨の降る中「山の会くらら」と合同で海上の森で実施された。登山道ではほとんどゴミらしき物は見られなかったものの林道脇には大型ゴミもありこの何年かどこの山も同様の状況である。登山者のマナーは極めて良いがこのことをゴミを捨てる人にどのようにアッピールしていくか行政に強く提言していく必要がある。
1. JR中央線車内
「あつた労山」のメンバーは名古屋駅に集合したが6人は金山から乗車した。新人のNKさんは一般参加の娘さんと一緒で嬉しくてしかたがないようだ。
2. 愛知環状線山口駅にて
高蔵寺駅で乗り換え山口に着いたが小雨が降っていて止みそうも無い。JR〜環状線と乗り継いできた「あつた」の面々。雨具を身に着け集合写真(TYは撮影)
3. 開会を待つ(駐車場・受け付け)
駐車場に行くと「くらら」のS会長さんをはじめスタッフのメンバーがいた。開会の挨拶の後3パーティーがコース別に分かれメンバー紹介がされた。
4. 「広久手の森」登山口
Cパーティーは「広久手の森」コースである。16名が2グループに分かれ小雨の降る中をスタートする。いよいよ山道に入る。雨具を装着しているが傘をさしている人もいる。TYはCパーティーのYグループの最後を行くことになった。
5. 三角点のある小ピーク
傘をさしても十分歩ける登山道だ。小尾根に上がり右手からの尾根にある小ピークが見えると二股になっていて右に入るとすぐ三角点があった。リーダーがニッコリして三角点を指差した。
6. 大石
小さなアップダウンを繰り返す。25000図では小沢が何本も入り複雑な地形であるが尾根上の登山道は明確で迷うことは無い。登山道が交差する地点には行き先を示すことになると思われる真新しい標識が地名を書かずに立っていた。瀬戸市と豊田市の境界尾根を進み300mに乗るとすぐ大きな石のあるところに出た。この横にある石にはこれが古墳であるとの立て札があった。
7. 物見山山頂
すぐにここが物見山312m山頂ということで中休止した。樹陰のうえに小雨が降っていて視界はきかない。物見山は327mではなかったのか?FMさんは登りはじめからコンパスと地形図を睨めっこしているのだがどうもはっきりしないようだ。
8. 沢に下りてゴミを拾う
林道に出てからもゴミはほとんど見られなかった。右を流れる沢の中に石に挟まった不燃物が目に入った。Yグループのリーダーと「くらら」の人が難しいところを下り取ろうとしたが大きな石に挟まれこれは外れなかった。
9. 林道脇のササ
登りの時に見たササはもう少し背丈が低かったがここのササは1.5mほどの背丈だ。いずれにしてもこの一帯のササは健在だ。鈴鹿の枯れが進行しているササとは種類が異なっているが種はわからない。
10. 瀬戸大正池にてCパーティーのメンバー
林道を下り右篠田池の標識のある林道とを見送り更に進むと二股になり右に入るとすぐ瀬戸大正池に出た。現在の上高地大正池よりも池の中で立ち枯れて木は多いように思えた.そこに先客が居たのでシャッターをお願いした。
11. サテライトに着いて
林道に上がり少し下るとサテライトに着いた。ここには古民家が移築されていて休憩施設になっているようだ。Bパーティーは既に昼食を終えてくつろいでいた。前ではチェイソンの訓練をしているグループがスギの木を使って練習をしていた。
12. 本日参加した「あつた」のメンバ
駐車場に戻り閉会集会が行われた。参加者は「山の会くらら」28名・「あつた勤労者山岳会」26名であった。ゴミの量は総計274kgと多かった。

概念図

収集したゴミの殆どは林道周辺での生活廃材の不法投棄であり、登山者のものではない。林道のあり方も考慮して、行政・マスコミ・山岳会一体となっての啓蒙活動を期待したいものである。小雨の降る中お世話していただいた「山の会くらら」の方々に感謝したい。