■行ってきました |
仙丈ケ岳 |
10/25(火)、今年中に登れる最後の3000m峰になるかもと、南アルプスの仙丈ケ岳に出かけた。 8時発のバスに乗れば何とか山頂ピストンできると時間を計算して、日進の自宅を朝5時に出発。 せと品野IC〜伊那IC、R361〜R152と車を走らせ、仙流荘のバス停についたのが7時半。 仙流荘を8時に出発、北沢峠には8時50分着。準備をして、ちょうど9時から歩き始めた。 | ||
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1. 北沢峠 晩秋の平日なので、ほとんど登山客はいないかなと思ったけれど、紅葉の季節とあって、バスはほぼ満員。 でも、登山をする人は半分くらい。あとはのんびり紅葉を眺めて、昼のバスで帰ってしまう人たち。 ここんとこの山行はずっと雨続きだったけど、きょうは申し分ない青空。 帰りのバスの時間が気になるので、ペースを上げて歩いていく。 | |
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2. 大滝の頭 登山口から1合目まで少し登り、2合目まではたらたらの道。なかなか高度が上がらない。3合目あたりはちょっと急坂。総じて登山道は整備されて歩きやすく快適。 10:10、5合目の大滝の頭に着いた。ちょっと開けていて休憩にはちょうどいいけれど、眺望はなし。5分ほど休んで、すぐに歩き出す。 | |
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3. 甲斐駒ケ岳 6合目も過ぎた頃、ようやく眺望が開けてきた。 目の前には、去年登った甲斐駒ケ岳。 白く見えるのは雪ではなくて砂。 そう、この時期なのに雪はまったくなし。 前の週に少しだけ降ったけれど、すぐに溶けてしまったらしい。 | |
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4. 北岳と富士山 森林限界が近くなってきた。 赤い実だけになったナナカマドの木の向こうには、やはり去年登った北岳と富士山がきれいに見える。 一度登った山は、なんだか愛着があってうれしいね。 | |
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5. 小仙丈ケ岳 11:00、小仙丈ケ岳に到着。 何といっても11月近くの3000m峰、しっかり冬装備を持ってきたので、ザックが重いこと! しかもこの天気。暑くてしょうがない。 ここで荷物をデポ。飲み物と地図とコンパス、あと雨具の上着。必要最小限のものだけ持って、空身で山頂をピストンすることにした。 | |
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6. 小仙丈ケ岳からの眺め ここからの南アルプスの眺めは本当に雄大で、何も言葉はいらないねって感じです。(^^ | |
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7. 山頂への稜線 すっかり身軽になって、足取り軽く山頂へと向かう。目の前にはストンと切れたカールと、稜線に続く登山道。 この道を歩いていけば、もうすぐ山頂。 ここまで登って来てよかったと、本当に幸せな時間。 | |
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8. 中央も北も雪 遥か遠くに見える北アルプスは、真っ白な雪。 少し手前の中央アルプスも、山頂付近はうっすら雪。 南アルプスは、やっぱり雪が遅いね。 | |
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9. 山頂が見えてきた あとほんの少しで山頂。何本も標識が見える。 最後の少しザレた坂道を登っていく。 | |
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10. 仙丈ケ岳 小仙丈ケ岳から1時間。北沢峠を登り始めて3時間。 12時ちょうどに山頂に到着した。 山頂は、わたしを含めて3人だけ。 ぐるっとまわりは360度パノラマ。 ここに来て初めて見ることのできる景色。お約束のお団子標識も、青空に映えてなんだかかわいい。 | |
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12. 山頂からの景色 寒いかもと思った山頂は、さんさんと陽が降り注ぎ、風もなんだか暖かい。 これ以上ない登山日和でよかった。 山頂には15分くらいいて、すぐに下山開始。 | |
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13. 下山
帰りも、行きと同じ尾根道を下っていく。 本当は薮沢新道を下りたかったけれど、またいつか、今度は花の季節に来ることにしよう。 北沢峠には14:22に到着。 15時のバスに乗って、北沢峠を後にした。 | |
2005.10.29 文と写真:N.Matsuoka |