■行ってきました |
三度目の正直?・・・黒部渓谷「下の廊下」 | 記:Higetako |
平成19年10月5・6・7日 行程 10/5-6 名古屋 ⇒車⇒ 扇沢(泊) ⇒ケーブルカー⇒ 黒部ダム ⇒ 徒歩 ⇒ 阿曽原温泉(泊) 10/7 阿曽原温泉 ⇒徒歩⇒ 欅平 ⇒トロッコ列車⇒ 宇奈月 ⇒富山地鉄⇒新魚津 ⇒JR⇒ 糸魚川 ⇒JR⇒ 信濃大町 ⇒車⇒ 名古屋 今シーズンは、八ヶ岳も好天に恵まれるタイミングが多く、今回も稀に見る天候に恵まれました。 |
計画を立てて早三年目・・・ 遂に念願の「下の廊下」に行ける運びに成りました。 メンバーは、既に退会されていますが最初からの計画メンバー○村夫妻を含め総勢8名でのスタートでしたが、生憎「病欠・前日の不調」などで最終的には6名での山行に成りました。 お陰様で「ちょっと心配だった天候も両日とも心配なく」、前日は2台で扇沢でテント泊しました。 午前6:30の臨時バスに乗れるように全員で順番取りです。 とにかく一番でダム入りするのが今回の鍵に成りますから全員気合ブリブリです(^^) 予定通り7:00にはダム下降をスタート出来ました。 |
左手に大きな黒部ダムを見ながら対岸の登山道に入っていきます。 桟道・梯子となかなかスリリングの連続ですが、この辺りは序の口です。 しかし、此処かしこに黒部の峪深さを髣髴させる箇所が出てきます。 あくまでも脇を流れ落ちる水は冷ややかです。 |
丸太橋・別山岩壁・大へつりを通過すると、そろそろ「白竜峡」が遥か眼下に見え始めます。 |
その上、今回は登山道の崩落箇所を仮設梯子で廻り込むオプションが付いていました。 |
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直前まで懸念されていたスノーブリッジも仮設のピンで通過できました。 この辺りまで.来ると「へつり」も慣れてきます。 気を抜く事は出来ませんが、当初の不安・恐怖は喉元を過ぎて来ています。 それにしても「見返しても」「見上げても」「見晴らしても」黒部渓谷の雄大な自然、この道を造った方々の底知れぬ人力に一歩一歩噛締めながら歩を進めました。(行かないと解らない大きさですね・・・) |
所々に現れるシャワーゾーンで爽やかに(^^)・・・ | |
有名な十字峡は、橋を渡る前にある広場から下へ降り大きな岩からの眺めは行って見る価値が有ります。 本当に「キレイ!!!」です。 |
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十字峡にて「筆者」 |
半月峡を過ぎ、大きな「関電のトンネル」が見えると、つり橋を渡り、関電宿舎の横を通らせて貰い、高熱隋道を通過すると目指す「阿蘇原温泉」に到着です。 | ||
2:40頃、阿曽原温泉到着。 早速、今日の寝場所を確保し、時間交代で露天風呂に浸かり、一日の労を落としましょう。 掛け流しの源泉と水とが絶妙に混ぜ合わさり、長湯は出来ませんが、爽やかに芯まで温まります。 その後、ちょっと早めの夕食を採り、後は寝るだけ・・・・・・・・・・・・・・・f(^^) |
翌朝は、比較的のんびりの出発にしました。 前日は、アップダウンこそ余り有りませんが、距離にして20Km程の行程でしたから・・・大事をとってf(^^) 今日は、時間にして約5時間程ですが、途中「大太鼓」「折尾滝」「関電トンネル(真っ暗)」「欅平までの急降下」その後に続く電車の乗り継ぎ、トロッコ列車など「観光要素」タップリの予定ですが、とにかく欅平で手に入れるトロッコの乗車切符の時間が勝負です。 先ずは、欅平までいかに楽しみながら早く到着するか・・・ |
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正午位に「欅平」に到着出来、早速「乗車券」を求めに改札へ走りました。 午後2:37発のトロッコの予約が採れ一安心して「観光客」に変身しました。 |
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猿飛山荘「欅平温泉」・・・階段を下った所に有ります 簡素な更衣室とユッタリと黒部川を見下ろせる湯船。シャンプー、ソープ有ります |
駅構内の土産物売り場の向かえ側にある蕎麦屋さん・・・ とにかく「こんな忙しそうな人ははじめて見た」と思うほど忙しそうに働いていたおばさん・・・つい紹介してしまいましたm(_ _)m |
後は、 トロッコ電車 欅平・・・・・・・・・・・・・・宇奈月温泉 14:37 15:57 富山地鉄 宇奈月温泉・・・・・・・新魚津 16:31 17:12 北陸本線 新魚津・・・・・・・・・・・・糸魚川 17:21 18:06 (夕食) JR西日本 糸魚川・・・・・・・・・・・・南小谷 19:59 21:00 JR東日本 南小谷・・・・・・・・・・・・信濃大町 21:02 22:02 タクシー 信濃大町・・・・・・・・・・扇沢 22:10 22:40 自家用車 扇沢・・・・・・・・・・・・・・名古屋 22:50 26:40 初日の歩行時間 6:46 行動時間 7:55 二日目の歩行時間 4:15 行動時間 4:52 移動時間 12:03 |