■行ってきました

スキーハイク・水後山

日帰りスキーツアーでウイングヒルスキー場に行きゴンドラ終点から水後山まで短時間の山スキーでハイキングを楽しんできた。3月8日は70歳になって初めての山行であり気持ちを新たにスタートしたのだが。

1. 前方が開け真っ白な山並みが見える
バスは若者で満席であった。M.I.さんが誘ってくれたスキーツアーだ。雪はタップリある。ゴンドラ終点でシールを着け急な斜面を少し登り緩やかな尾根を行く。スキー場から離れると2人だけの世界だ。尾根が前谷川の支流に削られ左にカーブしているところに出た。前方が開け真っ白な山が見える。
2. 水後山と1666ピーク
痩せ尾根になり左はブナにミズナラが混る斜面だが右は雪庇が張り出し谷に落ち込んでいるところもある。昨年とは違い天気予報どおり快晴になってきた。気温も上がってきて暑いくらいだ。目の前にこれから登る水後山が見えている。
3.水後山
全体には緩やかな傾斜の登りなのだが一登りする度に息が弾みその都度立ち休憩をした。水後山の手前に登り着いた。見るからに水後山からはスキーでは下れそうも無い。今日の折り返しタイムリミットでもありスキーからシールを取って大休止する。「タバコを1本吸いたい」と言うとMIさんが「タバコを吸う間はもう一緒には山には登らない」と言う。一度出したタバコをポケットにしまった。MIさんはツボ足で先へ登って行ったが膝まで潜るので引き返してきた。
4. 全層雪崩の爪あと
水後山と1666の鞍部から雪庇が崩れ落ち雪崩の跡が生々しい。その上の雪は層をなし4m以上あるように見える。雪庇には気を付けよう。右奥に大日岳が見える。体力があればピストンできるのだろうが今になっては不可能だ。
5. 登って来た尾根を振り返る
スキーを履いて下りにかかる。登って来た尾根を下るのだが気温が上がり雪が重くなっている。尾根上に見える木のところは左が崩れかかっているため木の間を抜けねばならない。プルークボーゲンで回り込もうとしたが思うようにいかずこの木と相撲をとり起き上がることが出来ないくらい痛く膝を傷めてしまった。こんなところで参ったのではと思い滑りを続けゲレンデに戻った。ゲレンデは圧雪されているので重い雪でも滑りやすい。その後も3回ゴンドラを利用して滑りを楽しんだ。
概念図はこちら
スキーバスツアーの特別日は非常に安い。日帰りだが往復のバス代とゴンドラ代を込みで4300円であった。1月にM.Iさんとチャオへ行った時は昼食代まで込みで3900円であった。こんな代金で行けるので日程が合えばこれらを利用したいものだ。これらはM.Iさんが誘ってくれたのだがこれからは山も含めて禁煙しないと誘ってもらえない。タバコを止めるべき時がきたようだ。
2006.03.08. T.Yamada