■行ってきました

高妻山 2011.8.1  森田

日時: 2011年7月17日〜7月18日
メンバー: H.I  H.M  M.Y  T.T  K.M

高妻山は北信五岳の一つ戸隠山から連なる山で、百名山の一つです。
戸隠富士ともいわれていますが、平地からはなかなか姿を見ることはできません。
私は10年ほど前、戸隠山を登った時にすくっとそびえる高妻山の姿を目にしていました。
百名山完登を目指す、M.Yさんをはじめ5名で戸隠に向かいました。

 
朝の戸隠キャンプ場です。広いキャンプ場ですがオートキャンプサイトは満杯でした。
後ろに見える三角の山頂が、高妻山へ向かう途中に通る五地蔵山です。

 
 
このコースの難所、滑滝の登りです。20mほどの古い鎖と新しい鎖の2本がかかっています。
岩登り、沢登りに慣れている方にはなんでもないでしょうが、滑りやすい岩なので気を使います。
この先に、岩壁をトラバースする箇所にも鎖場があります。

 
 
一不動避難小屋の前で休憩です。この登山道は一不動から始まり、二釈迦、三文殊と順次仏様の名前のポイントが現れます。そして五地蔵山が中間地点となり、高妻山に続きます。
帰り道、この小屋の手前でサルの集団に出くわし一同そそくさと後にしました。

 
 
五地蔵山の山頂は見晴らしがきかなく、数分歩いたところに展望地があります。
今日はかなりの遠くの山まで見渡せました。H.Iさんの後ろに富士山(多分)が見えていました。

 
 
飯縄山の展望です。この辺りは山が点在しているので、濃い緑のじゅうたんを広げたように見えます。

 
 
高妻山の山頂です。あと標高差300mというところで、真ん中やや右寄りの尾根道を登りますが、
ここからがきつかったです。

 
 
山頂から見た後立山連峰です。中央やや右寄りに白馬大雪渓があり、白馬、唐松、五竜、鹿島槍と
連なるのがよくわかります。この写真ではわかりにくいですが、剣、立山も見ることができました。


もう一枚山頂からの眺めです。遠くの中央の少し右寄りの山は雨飾山です。
この日は7月中旬とはいえ、非常に展望がよかったです。あの山は何々と山座同定ができると
もっと楽しいでしょうが、自分の知識ではポツンポツンとしかわかりませんでした。

山の頂上は大体展望がよいものですが、私が登った山の中でもぴか一の良さでした。
百名山を展望の良い順に並べても必ず上位に来ると思います。
しかし、決して歩きやすい道ではなく、私たちは往復10時間かかりました。
秋の紅葉も素晴らしいようです。健脚の方いかがですか。