■行ってきました |
八池谷(八ツ淵の滝) | 2008.7.20 T.Yamada |
MAさんが沢に行くぞと声をかけてくれた。5日の赤坂谷では泳いで震えが止まらなくなりリーダーのSSさんをはじめメンバーに迷惑をかけたことを話しそのような可能性があることを納得してもらって参加したい意向を伝えた。メンバーは退会したHSさんとTYを含め3名である。梅雨明けしたと思われるとの宣言が出され快晴で気温の高い朝を迎えた。体調も良さそうだ。 |
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1. 入渓準備 MAさんとHSさんを拾い一ノ宮西より高速に入り木之本経由でガリバー旅行村(入村料1人300円)駐車場に止めた。車止のしてある林道を歩き終点から登山道になる。魚止めの滝への路は右に下るように表示されていたのでそれに従い下った。 |
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2. どこから登ろうか まだ水に入るのは早すぎると言うことで左岸を巻き登って谷に入ると目の前にも滝がある。右を登れば簡単だ。岩間から行くことになった。 |
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3. 階段状を登る 障子の滝右岸には人工的な階段と鎖その上に続く梯子が見えている。さらに上へと鎖が伸びているようだ。空戸ノ滝の巻き路なのだ。沢に下りこれを行く。 |
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4. 空戸ノ滝を登り終えて 梯子を上った所でリーダーのMAさんは空戸ノ滝を登る事に決めた。障子の滝上の滑の間に懸垂下降して狭い水流の激しい短い滑の流芯を水を浴びて登る。ここからが空戸ノ滝のゴルジュだ。最初の滝は右岸をヘツるが滑りやすく抜ける所が特に難しそうだ。リーダーはハンマーのピックを使って上がりロープで確保してくれた。TYは最初の一歩でドボンと水に落ちた。SLのHSさんが空身で登るように言ってくれたのでザックを置いて登った。次の滝も右岸を登るのに念のためロープを出してもらった。3つ目の滝は左岸をヘツり気味に登り右岸を直上する。やはりロープを出してもらった。上りきったところは大摺鉢と言われる所で子供を交え大勢の登山者で賑わっていた。 |
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5. 両岸切り立ち淵を持つゴルジュ 大摺鉢・小摺鉢を過ぎると両岸切り立った淵に入る。右奥から屏風の滝が落ちている。泳いで行っても登れそうもない。左の巻道は登山者が多い。 |
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6. 屏風の滝 登山道を一段登ったところからは屏風の滝の全貌が見える。先ほどの淵の上から見ているのだ。見応えのする滝だ。 |
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7. 七遍返しの滝をバックに 屏風の滝巻道を進むと狭いトラバース道に登山者が一列になり止まっている。何事かと思えば対岸を登る人を見ているのだ。貴船ノ滝の巻道なのだ。一旦鎖を頼りに下り対岸の梯子と鎖場を登るのが見える。この上にさらに鎖場は続いている。一般登山道とは言いがたい道だ。この道を下るのは大変だろう。谷は石がゴロゴロして面白くなさそうなので左岸の平坦な登山道を行く。チョークストンのある滝は右岸の巻道を行く。丸太が4本ならんだ橋が掛けてある。下は釜を持った滑で上流を見ると滑滝がある。ここで遡行打ち切りのためシャッターをお願いした。 |
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8. 登山靴に履き替えて ここで終了してL・SLともにヤレヤレという感じであったと思う。沢道具をザックに収め大休止となった。下山はMAさんの持っていた登山地図により貴船ノ滝手前からトラバース道に入り広谷からの道と合流してワサビ谷の道から大摺鉢に下り登山道をガリバー旅行村に戻った。帰路第二名神を走ってみたいと思い大津に向かったが湖浴帰りの車のためか渋滞していたので引き返し木之本から下道を走り途中須賀谷温泉(鉄泉・1000円)で汗を流し帰名した。 |
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概念図はこちら 今回の八池谷(八ツ淵の滝)は何と言っても障子の滝から空戸ノ滝への遡行と屏風の滝の淵と全貌が見えたことである。沢登りとしてでなく滝の見物・水遊び(大摺鉢)武奈ヶ岳登山道として人気の高さが伺える。設備の充実したガリバー旅行村も一役かっているのであろう。 |