■行ってきました

由布岳 2010.11.08 matsuoka


11月3日、九州の由布岳に登ってきました。
前日泊まった別府から、山なみハイウェイで由布岳表登山口まで、小1時間ほどのドライブ。
8時半くらいに到着したときには、すでに無料駐車場は満杯。向い側の有料駐車場に車を止めて歩き始めます。


ちょっと風は冷たいものの、この上天気。歩き始めたらすぐに暑くなりました。


登山口からスグの分岐。ここは合野越方面に進みます。


ちょっと色づき始めた紅葉がキレイです。しっかり整備された歩きやすい道を緩やかに登って、30分ほどで合野越に到着しました。


合野越からまたしばらく紅葉の道を緩やかに登っていったら、ほどなく樹林帯を抜け、眺望が開けてきました。以前登った久重連山がすぐそこに見えます。
ずっと緩やかだった道は、マタエ近くになり少し急になってきました。


合野越から1時間ほどでマタエに到着。由布岳は双耳峰で、マタエはその鞍部にあたります。
三角点のある西峰と、ほんの少し低い東峰、どちらも30分ほどで山頂を往復できます。
まずは楽チンそうな東峰へ。


東峰はゴツゴツした岩の山頂で、こんな方位版がありました。
景色はいいけど、あんまり落ち着かないので、早々に山頂を後にして、いったんマタエに下ります。

東峰からの下り。正面に西峰への険しい登りが見えています。
このあたりが西峰への核心部。
りっぱな鎖はついていますが、切り立った岩肌はけっこう嫌な感じです。

核心部を抜け、もうしばらく岩場を慎重に登ると、気持ちのいい尾根にでます。
ほどなく西峰の山頂。さっきまでの岩はなんだったの?というくらい、広々した平和な山頂です。
ここから、ぐるっとお鉢巡りで東峰へ行っても1時間ほどとのこと。


西峰山頂のあまりの気持ちよさに、すっかりのんびりしてしまいました。
帰り道の険しいことは、しばし忘れて・・・


でも、やっぱり帰りもここを通らなくてはいけません。
西峰の核心部通過中の夫。こんな危いこと、あんまりさせてはダメですよね。

この日は祝日で、ファミリーで登ってくる人たちも大勢いて、小学生くらいの子供たちもみんな西峰に挑戦してきます。う〜ん、ここを子供に登らせるなんて、勇気のある親御さんだと、妙に関心したのでした。


下山の時に見た風景。もう少し下りると樹林に入ってしまうので、何度も名残惜しく眺めました。


下山は13:30。山頂で1時間近く過ごしたので、5時間ほどの行動時間。
天気も、眺めも、岩も、紅葉もみんな最高で、ココロから満足した由布岳でした。


麓の草原に咲いていた花たち。
左はリンドウの仲間、右は「ヤマラッキョウ」だと、土地の登山者に教えていただきました。