カスミ網密猟現場 |
カスミ網にかかっていたのは、ツグミではなく、可愛いルリビタキの幼鳥だった。 ハサミで丹念に絡まっていた網糸を解きほぐしてもらい、手のひらが開かれると、たちまち紺碧の空へ舞上がっていった。 |
||
カスミ網は高さ3m、50m以上の長さで3列平行に張られていた。たくさんの支柱はめだたないように薄黒く塗られていた。帰りには警察の処置が終わるまでの暫定処置として、手の届く網の部分を持ち上げておいた。 |
招鳥用のテープが入ったテープレコーダ3台が、網の近くに置かれていた。現場から数百m手前の草むらには、ワイヤーが隠された警報センサーが設置されていた。 |
|
猿投山自然観察ア・ラ・カルト |
アサギマダラの幼虫と食草キジョラン | |
晩秋の花二輪 |
|
カスミ網の下で | 猿投山山麓の湿地で |
(森の散歩人) |