鈴鹿御在所・前尾根 | S.Maji |
メンバーは、CL?TM・SL?YK SM 5月5日 水曜日。今日は子供の日。50を過ぎた大人が、童心に帰って岩登りに挑戦しました。 早朝、6時30分に金山駅南口集合。名古屋市高速から東名阪を乗り継ぎ四日市ICへ。連日の快晴天気の為なのか、養老・鈴鹿の山々にはモヤがかかっていました。連休最終日・早朝の高速道路は、順調に流れてます。ほぼ1時間で登山口に到着。軽く準備運動・ストレッチをして裏道を歩きはじめます。 |
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藤内小屋を過ぎ、5合目付近で小休止。20分程度の歩行で、メンバー間に少し距離が生じてしまいました。原因は、荷物。登攀用具に通常山行の装備。ほぼ40リットル。10数kg。他のメンバーと分担して少しでも軽量化に努めました。テスト岩を右手に見て取り付きに到着。早速、登攀準備をします。しかし、慌てる事無く、今日は、我々のパーティーだけ。貸し切り状態。谷に響く声も我々だけ。「解除!」「登ります」「どうぞ」 。ちょっと拍子抜け。一壁の方からの声も聞けず、鳥のさえずりとさわ風が心地よい。基本動作を確認しながらP7に挑戦。新しいロープで、登りはじめる。どうしても力が入りすぎてぎこちない。 テンションも、よく伸びるせいか利いてるのかよくわからない。まずは、ワンピッチ終了。ロープを束ねて P6に。リッジルートで登攀。どうしても、ついヌンチャク・カラビナに手が伸びてしまいました。 |
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P6トップから懸垂下降で再び下に。今度はチムニーに挑戦。片足を向かいの壁に、もう片足を折り曲げ、もたれてる岩壁に。Mコーチのリードのおかげで思いのほか、登れるものです。まさに煙突の中の気分です。。P5は、比較的簡単にスルーしてP4に。クラックルート。わけわからず必死に登る。P3スラブ・カンテ・クラックなどを実感しながら、高度をあげる。下を見れば怖い。体が縮み。動きもにぶくなってしまう。なんとかP3コルを過ぎてようやくP2下に。のんびりしたペースでここまできました。 |
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いよいよP2に挑戦。ほぼ垂直の岩に登る。目の前には、確保されてる自分のロープと岩壁だけ。とても上下見るゆとりはありません。吊上げられるようになんとかヤグラに立つ事ができました。はるか、伊勢湾までの眺望を楽しみ下山。ヤグラからは、懸垂下降でコルに降り、前壁ルンゼを経由して下山。急な岩場を下ります。ヘルメットもつけたまま。裏道登山道に出てようやく緊張感がゆるみます。藤内小屋で一休み。登山口に帰ってきました。 |
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ゆったりと、連休の最終日、通常の倍の時間を費やして、楽しい山行ができました。Mコーチに感謝です。様々な場での対応や処置の仕方など教えていただきました。反省点は、荷物の軽量化。装備品の再確認、必要不可欠な物・非常時用装備の携行。(レインウェアは、上着のみ。下は、最近の速乾性のパンツ・ズボンの着用−ただし、当日の天気予報も確認して−水筒は、ペットボトルの利用も可−他)登攀イメージを描く。初心者には、今日の経験を次回にも活かす努力が必要です。がんばります。 裏道登山口(7:30) 五合目過ぎ・小休止(7:55) テスト岩(8:30) P7(8:55) P6(下10:00-上10:45) P6上(12:00) P4下(12:50) P3下(13:15-30) P2下(14:25) 上(15:10) P2コル(15:30) 登山口(17:20) (※後日9日の県連登山学校での山行では、P2コルから藤内小屋まで、休憩なし、45分で下山しました。) |