「二兎追うものしか二兎を得ず」 笠松尾根からの兎岳・小兎岳・聖岳

日時  :2024年10月12日~13
山名  :兎岳・小兎岳・聖岳
山域  :南アルプス
メンバー:大仏ランドのプリンス・妖怪ウサギシャツ男

行ってみたかった兎岳へバリルートで行ってきました。
芝沢ゲートから聖光小屋へ行き、小屋の裏から適当に取付き。
ピンテがしっかりと案内してくれるので迷うことなく笠松山へ。でも結構な急登で足はすでにパンパン😅


笠松尾根は、倒木等がありあまりスピードは出せずですが静かで優雅?な山歩きが楽しめます。

緑の白鳥とヌタ場

その後のハイマツこぎは、一緒に行ったダイブツランドのプリンスが好物なので先に行ってもらいました😸
ハイマツ漕ぎでテンション上がるって病気だなw

そんでもって兎岳で、松江で買った兎Tシャツ着て兎ポーズ🐰🐰🐰
両名とも兎跳びする元気はありませんでした😵

景色もないのでそそくさと下って今日の宿営地兎岳避難小屋へ。
避難小屋内の天井落ちてるので大人数は無理だけど二人ぐらいは行けるだろうと覗いてみたら、1名先客がいらっしゃり入れるのはもう一名が限度。
プリンスにはツエルトで寝てもらい私は小屋泊をさせてもらいました。

夜は流れ星も見えましたがしっかりと冷え込みました。
(写真の流れ星っぽく写ってるのは、飛行機か衛星です)
私は軽量化のため寝袋を半シュラで行ったのは間違いでした。象足履いても背中はやっぱり寒いw
氷点下まで下がってたようで、ツエルトの中では寝てると結露が氷り、パラパラと氷が降ってきてたそうです。

翌朝は日の出に合わせ子兎へ。 360°パノラマ貸切の絶景日の出を堪能させてもらいました。
その後は、足の張りもあり大沢岳は取りやめて笠松山からではなく聖経由で戻りました。

兎から聖への噂の登り返しはなかなか心をひしゃげさせるビジュアル😵
でも秋晴れに誘われチョロチョロと頑張ってみました。
聖からの富士山はちょっと隠れてましたが風も心地よいぐらいで最高の天気に疲れも忘れ、、、忘れはしないけど😅癒やされます。

聖兎のコルで見られる赤色チャート。
チャートは珪質の殻を持つ浮遊性微少生物(プランクトン)の放散虫が集積した遠洋深海性堆積物だそうです。
ここいら付近の地層は、白亜紀中~後期頃の海の底から隆起したらしいです。
しらんけど・・・

小聖から聖岳に別れを告げ、両足の小指の痛みと膝痛を抱えつつ無事に下山しました。

なかなか歩きごたえのあるルートですが、南アルプスを堪能できて充実した2日間でした。
次はどこへ行こうかな。