伊勢山上で岩場修行
山域 三重県松阪市の山
日程 5月11日
メンバー RI SI
直近の山行ではありませんが、5月に行った山がとても良かったので紹介です。
三重県松阪市にある飯福田寺(いぶたじ)がある山。
修験道の修行の場(行場)である伊勢山上は、険しい岩場をいく山である。
入山料は500円で飯福田寺で受付をしており、この行場は危険を伴うのでご住職よりしっかりと説明を受けてから入山をしました。
飯福田寺から
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飯福田寺の駐車場に車を駐車させて、まずは受付をしに行きます。
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受付でご住職からしっかりと説明を聞いて、入山料を支払いました。
各難所は迂回ルートが設置されており、ここを初めて訪れた人は迂回ルートで下山ポイントを見てみて行けそうだなって思ったら迂回ルートで難所の始まりに戻ってから難所を通過してくださいとのことでした。
ご住職いわく、「登るには登れるけど、下りる方がこわくて下りられない人がいる」とのことでした。
いわゆる記SIのような人のことですね。
てなことで、岩場が苦手な記の心の修行をしてきました。
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油こぼし
入山して5分歩くと最初の難所「油こぼし」があらわれました。
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ここは岩が滑りにくいので、比較的登りやすかったです。
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鐘掛
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次の難所は「鐘掛」です。
ボルダリングです。
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手足をかける場所はたくさんあります。
垂直のクサリ場
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行場のなかでは一番ここがこわかった。
2手目・3手目の足をかけるポイントが記の身長157cmで腰くらいの位置にしかなかったのと、下は崖なので半分クライミング・・・そんなクサリ場でした。
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このクサリ場を登り切れば、景色が切り開いていました。
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抱付岩
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その名前のとおり、抱きついて岩に乗り込みます。
45分の登山道歩き
抱付岩を過ぎると、急登を15分ほど登るとその後は40~45分の歩きやすい登山道歩きでした。
途中には小天上・大天井とポイントがありますが、特に展望はありません。
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亀岩
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この辺りは特にこれといった難所はありませんでした。
鞍掛岩
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鞍のような形をした岩を登ります。
岩は滑りにくいので、気を付けて歩きます。
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蟻ノ戸渡り
どこかで聞いたようなことがあるネーミングですが、戸隠山にあるような蟻の塔渡りのようなものではなく比較的歩きやすい感じでした。
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小尻返し
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この小尻返しの先にはクサリの下りがあります。
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足がかけられるように石が切られてステップが出来ていたので、下り始めを気を付けてゆっくりと下りました。
クサリに頼りすぎるとクサリで体が振られて危ないので気を付けて下りましょう。
記SIはクサリの下りで足の置き場を間違えて体が振られて、ターザンごっこ状態になってしまったので十分注意が必要なようです。
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飛石
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最後の難所、「飛石」です。
ここの下りが降りられない人は裏行場へは行くことは出来ません。
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これで表行場が終了です。
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裏行場
表行場が終わったら受付に下山連絡をします。
飛石の下りを下りれた人には裏行場への案内がされます。
せっかくなので、裏行場へも行ってきました。
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裏行場は迂回ルートがないので、自信がない人はやめましょう。
裏行場はいきなり斜面登りから始まりました。
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あまり人が登っていないのでしょうか。
岩に苔が生えていて滑りやすかったので、注意して登りました。
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獅子ヶ鼻
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裏行場は最初の油こぼしと獅子ヶ鼻だけですが、この獅子ヶ鼻の下りは垂直のクサリ場でした。
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おわりに
岩場が苦手な記SIの岩場恐怖克服のため、伊勢山上へ修行してきました。
半分クライミングな山。
私が登った感想はそんな感じでした。
クライミングまではまだ難しいけど、ちょっと頑張る岩場に行きたいって人はぜひ伊勢山上へ修行に行ってみてください。