南山クライミング体験会
日時:2025年3月2日
山名:南山クライミングゲレンデ
山域:豊田
メンバー:会員外(CL)、YS、SM、SI、ST(記)、AS
本日は、南山クライミングゲレンデの男岩と女岩のクライミングを体験してきました
クライミング、ザ・初心者です。ブログ内容が拙いかもしれませんが優しい眼差しで読んでいただけると嬉しいです
師匠、先輩、同期と共に男岩を3箇所、女岩を1箇所(2箇所の方もいました)に挑戦。
私はクライミング装備を1つも持っていないため師匠方に全てお借りしました。

先ずはハーネスの装着。
ウエストベルト、ビレイループ、ギアループ、レッグループ…などなどカタカナが飛び交い、カタカナが苦手な私の頭の中はパニック状態
ウエストベルトやレッグループなど捻れないように装着し、ウエストベルトは掌が入る程度まで、レッグループも締めます。
そして、ギアループやビレイループなどにクライミングギアをセット。ギアループは4つあります。岩の上にいる時は片手は岩を掴んでいるのでギアをもう片方の手で扱うしかありません。なので、自分の利き手のことも考えて片手で取り扱いやすいようにギアループにセットする必要があります。また取り扱いやすいようにカラビナ類の向きも大切だとも教わりました。
ヘルメットを装着し、クライミングシューズを持って岩場へ移動。
私は既にここでお腹いっぱいな状態
しかし!岩が我々を待っているので向かいます!!まずは男岩の1番左ルートに挑戦
男岩

新人は登る前に地上でセルフビレイの掛け方も教わりました。

師匠方にトップロープをかけていただきます
師匠、地上にいる時よりも更に眩しい存在に見えます これはスキーゲレンデマジックならぬロッククライミングマジックでしょうか

今回は上り方は自由、降り方のみ指導ありということで、
ここで
「ロープに手を添えないで胸を空に向ける。後ろに手をだらんと下ろしながら、岩に垂直に足を置く感じにする。そうすることで靴底全体で岩を垂直に押すことができるので滑りにくい。」
と師匠方から降り方を教わります。

いざ新人も挑戦。
降らないと言ってたのに、途中霧雨が
登っている最中に霧雨が2回ほどありました。
パッと見岩に影響ないと思っていた私。ちょっとの雨でも岩場は滑りやすくなることに驚きました。動画には映ってませんが、私は登り始めて1〜2Mのところで滑りかけ少し怖さを感じましたが、自分に負けんまいと持ち前の意地で登りました。また登る姿勢も良くなかったのでロープが顔に当たりやすくなっており姿勢の正し方を師匠に教わりながら登りました。
ここで師匠からビレイヤーのやり方も教わり

1、2、3、4!と私も動きを練習
先輩方は登られたあと、ビレイヤーにも挑戦されていました

よし、じゃあ一旦休憩取ろうか〜♪ あれ、もうお昼? 確かに腕時計を見るとすでに正午近く!
男岩の右側ルートの挑戦を前に一旦休憩をとりました
食後にM師匠手作りの米粉のシフォンケーキと、コーヒ•紅茶をご馳走になりました
シフォンケーキはふっわふっわな生地に優しい甘さでとても美味しくペロリと食べれちゃいました。次はホールごと食べたいな♪
M師匠ありがとうございました

少し長めの休憩を取った後に挑戦するルートは、男岩手前にある橋に向かって右側に幾つかあるルートのうち2箇所です
最初の岩よりも凹凸があり登りやすく、高さもあり楽しかったです♪
心配してた雨は1箇所目の岩以降は降らず夕方まで天候に恵まれました
ここでも師匠方にトップロープをかけていただきます

私が登る時は同期にビレイヤーをしていただきました。登る前に互いに安全確認をしていざ登攀。
新人同士息を合わせます
初めてのことだらけでお互い必死で緊張していたと思います。 入会してから幾らか山行もご一緒しているのでお互い信頼関係が築かれつつあります。また一緒に登りたいなと感じた一幕でした

私はこの時のビレイヤーをさせていただきました。相手の動きをみてロープが緩まないように張るのに必死。
初めて着用
人の命がかかっていると思うと一瞬たりともクライマーの姿を見逃せず全身に神経が張り詰められていました。役を終えた安堵感と、全身に力が入っていたので身体はガチガチ笑
先輩方はアイゼンを装着してのクライミングに挑戦されていました。
雪山体験行った時に冬靴+アイゼンと足元に重量があったのを覚えていたので、その重量で登られている姿をみて格好良い他ありません!


男岩を堪能した後は、女岩に挑戦

女岩
男岩よりも見るからにほぼ垂直で高さもありました。私は凹凸がある部分を2本登り、同期や先輩方は凹凸がある部分と凹凸が少なめのやや難ルートを挑戦しておりました。私も挑戦すれば良かったかなとあとで後悔




7:30ごろには現場に到着していましたが、楽しさに夢中になっていたのでいつの間にか夕方に。
岩に触れ触れれば触れるほど、高く登れば登るほど楽しくなってきて、ほぼ終盤には岩中毒にかかっておりました。
夕方になりかけたので、1人あと1本ずっと登ろうと師匠から声をかけられ、今日はもう終わりか〜名残惜しいっ!と本日の登り締めをしました。
初めてのクライミングで辿々しさはあるものの、登り初めから終盤にかけては微量ながらも成長した1日になったのではないでしょうか
個人的に女岩のが好みでした巨岩で逞しく親近感が湧きました
岩中毒の酔いに浸りながら皆帰路へ
M師匠、S師匠、クライミングの楽しさを教えていただきありがとうございました。クライミングギアにはたくさん種類があり興味深かったです。
登れば登るほど岩に惚れ、おかげさまで岩中毒になりました
師匠方や先輩方と外岩でもジムでも復習も兼ねてまた一緒に登りたいです ね♪師匠方!先輩方〜!
ここまでブログを目を通していただきありがとうございました少しずつ技術とクライミング用語を覚えていこうと思います
あつた勤労者山岳会のインスタグラムもあるのでのぞいてみてくださいね