本宮山牛の滝コース 登山寿命を延ばす講習会・裏方の記
日時 2025年9月28日(日)
山域 本宮山(牛の滝コース)豊川市
参加者 9/27講習+9/28実技山行 KS(CL)、MI(SL)、SG、YI、TN(記)、9/27講習のみ参加 TT、KK、KT
「登山寿命を延ばす講習会」(愛知県勤労者山岳連盟主催(岐阜・静岡勤労者山岳連盟共催))9/27(土)講習〜9/28(日)実技山行に裏方で参加しました。
まず、スタッフ間で議論??になったのが、登山寿命を゛のばす゛とは、「伸ばす」なのか?、「延ばす」なのか?
AIマジメ君に聞いてみよう。
「「伸ばす(のばす)」は物理的に長さを増したり、まっすぐにしたり、成長させたりする意味。用例としては、物理的に長くする、まっすぐにする、例:髪や筋肉を「伸ばす」、成長させる、例:「実力を伸ばす」、縮めるの対義語、例:「疲れた足を伸ばしてストレッチする」
「延ばす(のばす)」は時間や空間を広げたり、期限を先にずらしたり、ある地点へさらに遠くへ行くことを指す。用例としては、時間や期間を長くする、遅らせる、例:「会期を延ばす」「返事を延ばす」「誕生日を延ばす」、空間的に広げる、遠くまで行く、例:「路線を延ばす(延長する)」「京都まで足を延ばす」。
「トレーニングやストレッチで登山寿命を物理的にのばすのだから、「伸ばす」ではないのか!」「いや違う。登山寿命をのばすとは、年齢を重ねても登山を楽しめるようにする事なんだから、「延ばす」じゃないのか!」
個人的な考えとしては、体力的にも年齢的にも登山を長く続けていければ良いので、「伸ばす」「延ばす」どちらも有りなんじゃないかと思います。
9.27(土)机上講習 愛知県民の森・モリトピア愛知
講師の方の説明は大変分かりやすく、質問も活発に出て、講習は大盛況でした。登山は体に負荷がかかる運動であり、対策として日頃からトレーニングして山行に臨み、且つ、自分の年齢や体力に合った負荷で登山する事が大事だと、三浦雄一郎は80歳でエベレストに登頂しましたし、102歳で富士山登頂を果たした人もいます。個人的には60歳を超えて体力的にはもう終わりかなと思っておりましたが、上には上がおり、まだまだ登山寿命はこれからだと身に染みました。ちなみに、TNはスタッフの中では年齢的に下から数えて2番目に若かったです。若手と呼んで下さい!



次に筋トレとストレッチの講習です。いままで何と無く我流で過ごしてきたのが、こうやって登山に必要な筋力維持(増強は既にムリなので、いかに維持していくか)について系統だった講義を受けて大変ためになりました。筋力は20代から下降を始めると講義の中でありました。若い人も、今回のような講義を受けた方が良いんじゃないかなあと思います。若い、って何歳かというのはありますが・・・・・・


9.28(日)実技山行 本宮山牛の滝コース
今回はスタッフ業務のため、奥宮の最終ポイントで待ってただけなので、山行中の写真が無いのが残念でした。実技山行は、通常ペース、速いペースなど、歩行スピードを変えて歩いてみて、どのくらいの歩行スピードが自分に合ったスピードかを見つける講習ですが、参加者の方はかなりの割合で「いつもの歩行スピードは速すぎることが分かった」と言っておりました。特に歩き始めは意識してゆっくり、は分かっているようで分かってない、と改めて認識しました。



講習を受けて、登山はスポーツなのだからガシガシ登るのが当たり前みたいに思っている人が多かったのには逆にビックリしました。また「登山寿命をのばす講習会」と銘打ったため中高年参加者が主体となりましたが、講習内容的には若い年齢層の登山者や登山初心者こそ参加して欲しい講習内容だったと思いました。
昔、某会の会長が言ってたのが、「講演会というのはカンフル剤。講演会に足を運んで聞きに行くという行為は、疲れたときに飲む栄養ドリンクみたいなもので一時的に元気になるが時間が経てば効果は薄れる。大事なのは日常的なちょっとした努力、習慣、実践なんであり、それは漢方薬みたいにジワジワ効いてくるものだ」と。
講習受けて、ああ良い講習だったなあと思っているだけではダメで、筋トレ、ストレッチは少しづつでもよいので、やらないと駄目だなあと感じます。さあ、明日から筋トレ・・・ではなくて、やるなら今日からでしょう!