東三河のグランドキャニオンを歩く〜雁峰山
2025.3.23(日)、メンバー TN(記),KM、NS,HU,KK、山域 雁峰山(新城市)
さて、今回の「道との遭遇」は、長篠・設楽ヶ原の戦いから450年の記念の年に、設楽ヶ原古戦場を抜けて、雁峰山に登り、援軍来るの狼煙を上げようじゃないか、という企画ですが、雁峰山登山道は数年前の豪雨で登山道が洗掘されて渓谷状態で登山道も寸断されていて、しかも展望無しのマニアックな山を5人で踏破してきました。それでも今回、山行中に登山者一組に会ったのには驚きで、愛知130山を目指して登っている人は居るんだなあと感慨深いものがありました。






















今回このルートは、2度目であるにも関わらず、逆になまじ2度目であったがために途中でルートをロストしそうになり、反省しきりでございました。いい訳ですが、迷いが出た原因は恐らく、地形図の現在地は尾根であるのに対して、眼前の地形は明らかに沢地形であることに惑わされて、私の脳が処理しきれず混乱したのだろうと。あの地図読みの鉄人NSさんも現在地特定に苦労してましたから、このルートはなまじ地図読みするよりも、普通に登山道を歩いている感覚でいったほうが、かえって迷わないという逆説めいた地形でありました。
雁峰山周辺の真砂土は浸食されやすく、山肌の処々で崩れている箇所が散見されます。登山道もこのまま浸食が続くのはよろしく無いのですが、現状ではなんともならんのでしょう。そのうち、登山道が荒れた沢になりそうで、それこそ東三河のグランドキャニオンなんて言ってる場合ではなく、大規模崩落のような酷いことになりそうで心配です。