1dayくじゅう16サミッツ　未遂

2024年5月28日 2024年6月10日

あつた勤労者山岳会投稿者

山域：くじゅう連山
日程：2024/05/24～2024/05/26
メンバー：YS

夏前の集大成？1dayくじゅう16サミッツにチャレンジしてきました。

以下の1700m9座に、1600m3座を追加したコースです。（肥前ヶ城は登山禁止とのことなので今回はパス）

中岳 (1,791m) 久住山 (1,786.5m) 大船山 (1,786.2m) 天狗ケ城(1,780m) 稲星山 (1,774m) 星生山 (1,762m) 三俣山 (1,744.7m) 白口岳(1,720m) 北大船山 (1,706m)

平治岳 (1643m) 扇ヶ鼻 (1698m) 鳴子山（1643m）

初日

セントレアから熊本空港へ。空港では同日程で別ルートで入るMKさんと遭遇。
レンタカーを借りて買い出しをし、法華院温泉に一番近い大曲駐車場から入山します。
法華院温泉のテン場に到着後、テントを立てる前に地鎮祭を行い、ゆるゆると晩飯を楽しみつつお隣の方などとお話をして初日を楽しみます。

まずは今日の幕営場所で地鎮祭です

1day くじゅう16サミッツ　チャレンジ！

朝は少し早めに起きたので予定より30分早い3：30に出発。

ミヤマキリシマが月明かりに照らされとてもキレイです

まずは平治岳 (1643m/ひいじだけ）で沈みゆく月と日の出を楽しみます。

北大船山 (1,706m)　＞　大船山 (1,786.2m)と順調に通過。

大船山山頂からの戻りのときに一度すれ違った方とお話をしたら、静岡労山の方であつたの岩男Yさんと沖縄などにクライミングトリップへ一緒行かれている方でした。山の世界は狭いですね～

次は、前日に聞いていたミヤマキリシマ満開の立中山（1464m）へ。

本当にきれいに咲いてます。

そして眼の前の白口岳(1,720m)の急登のエグいこと・・・

急登の後、心が無の状態に・・・

そしてこの後、未遂となる出来事が・・・それに気づくのはだいぶ先・・・

眼の前の稲星山 (1,774m)もなかなか遠いな・・・

浮かれトンチキは1座通り過ぎていることもヘッテンを外すことも気づかずに、「九州本土最高峰」を「九州最高」なんてことをして浮かれてます。

眼の前の天狗ケ城(1,780m)から左に降りて、久住山 (1,786.5m)からまた右に戻って星生山 (1,762m)、また左奥の扇ヶ鼻 (1698m)までと、中盤のボスキャラが続きます。
で、眼の前のピークの天狗ケ城(1,780m)手前であれ？鳴子山ってどこだっけ？と気付き地図を確認・・・
通り過ぎてる・・・戻るとしてもコースタイムで往復2時間・・・無理だ・・・破線ルートだから無かったことにしようと・・・なるわけなくやる気がダダずべりの中進みます。

星生山の尾根道は岩場通過があり楽しいです。

扇ヶ鼻からくじゅう別れに戻りラスボス三股山へ。
しかしこの時点で水が500mlを切っており、法華院まで水を汲みに戻ると＋1.5時間・・・
やる気の無くなっているトンチキは、また今度チャレンジしようかと撤退の気持ちが半分を超えていました。
ところが諏蛾守越手前にチョロチョロと流れているではないですか！なんと、神の水です！そして私は浄水器を通常装備として、いれっぱ・・・常時持ち歩いています！
行かなくてもいいんだよとスーパードライが呼ぶ声もしますが、行ったほうが美味しいスーパードライだよとの声も・・・
まぁ16サミッツ崩れでも1day 17サミッツは達成できるためラスボスに登ります。

今回のラスボス三股山ゲットです。

下山し法華院に戻り水場で顔を洗い、スーパードライで心を洗い、温泉に入って体を洗い、生き返りました。

やり残しの3日目

本来は2日目に16サミッツで、最終日は昨日と逆回りで17サミッツをやって帰る予定でしたが、午後から天候が下り坂なのとヤブコギ・ザレ場・急登・岩場でスピードを出せないので、前日すっぽかした鳴子山ともう一度立中山に昼寝に行くゆるゆる予定に変更。テン泊装備は法華院温泉に残置し出発。

白口岳の急登を登り、稲星越を左に折れ前日忘れた鳴子山へ。
破線ルートで岩とヤブが手厚く出迎えてくれますが、踏み跡もしっかりありピンクテープもちゃんとついてて問題ありませんでした。
その後、立中山に癒やされに行き草の上でしばしお昼寝。起きたら周りに5～6人おっさんがお昼寝・・・ある意味奇跡の光景ですね。