尾鷲クライミングトリップ

2022.3.20-21

山域:尾鷲

メンバー:KY YI(J山の会)

前から行ってみたかった尾鷲にクライミングに行ってきました。初日は梶賀の岩場。都合上3連休ではなかったので、19日の晩発で尾鷲入り。三木里の海岸に泊まりました。海岸に泊まっている人が僕ら以外にも結構おり、クライマーが多いのかなと思いましたが、翌朝車見たらボート積んでる方多数。ほとんどがカヤックや釣り人でした。

梶賀の岩場は駐車スペースが少ないため三木里を早めに出発。現地には既に1台停まっておりギリギリ停めれました。

アプローチはトンネル右脇から入り、岩場まで約20分。随所に看板、ピンクテープがあり迷うことはありませんでした。

この下が岩場になっているため、落石は絶対に起こせません。

残念ながらトポは入っておらず。

ハシゴが設置してありますが、結構錆び付いていて怖い。

海沿いにある岩場は初めてでしたが、天気も良くてロケーション抜群でした。

岩質はわかりませんが、花崗岩の様な感じで、フリクションはよく効ききます。

ニモ

トライしたのは、梶賀入門5.7/B 梶賀トンネル5.8/NP ニモ5.8/NP ブルース5.9/NP。僕らにはちょうど良いグレードでした。

ブルース

朝7時から登っていて、昼過ぎには結構お腹いっぱいになったので、15時過ぎに撤収。大阪から来ていたクライマー夫婦と、色々と情報交換させて頂き、教えてもらった温泉に寄り、今宵の宿(某道の駅)に向かいました。地元スーパーで食材買込み、道の駅にて宴会しましたが、前日あまり寝れてなかったので、早々に寝袋に。翌朝、前日梶賀で会った大阪の夫婦のご主人も道の駅に泊まっていた様で、少し話をした所、クライミング歴40年、鳳来の11台は全て登っていて、今日僕らが登りに行く白嵓は5.13の課題以外完登しているという、御年63歳の強強クライマーでした。今日は前号のロクスノに出ていた三木崎のクラック(終了点にボルトなどの人口物が一切ないため、プロテクションの取り方など熟練していないと行けないようです)に登りに行くとのことでした。63歳で現役のクライマー、とても刺激を受けました。

本日は白嵓(しらくら)。駐車スペースは岩場の真下に2〜3台、国道から側道に入ったところにも5〜6台停めれるようです。岩場までは踏み跡をたどり5分程度。

白嵓は石灰岩。石灰岩の岩場は初めてで、花崗岩よりはフリクションが甘い感じで、ホールドも鍾乳石の形のものや、鋭利な刃物(表現が稚拙ですみません)の様な感じで、掴みづらかった印象でしたが、登っている時は必死で、そんな事は一切感じず。登ったルートは まっ黒クロスケ5.10a 私は大女様5.10a 仙人掌5.10a ロックオブザリング5.10c

↑真っ黒くろすけ 右隣がロックオブザリング
私は大女様

2年前に1人で偵察に来ていた梶賀の岩場、白嵓にようやく来れて嬉しい反面、まだまだ自分のレベルの低さを認識させられたクライミングトリップとなりました。ただ、やはり思っていた通り、尾鷲はクライミング天国。今回行った以外にも、三木崎、楯ヶ崎、神須の鼻、ナサ崎、熊野ボルダーとグレードは様々だか登るところはかなりあり、レベルアップしてまた来年クライミングトリップで尾鷲に訪ねたいと思います。