合宿トレーニング:猪臥山 雪上歩行

山域:飛騨

日程:12月15日

メンバー:I.S S.Y M.S

今シーズン初の雪山です。

前々日から寒気が入っていたため、フカフカの新雪を堪能することが出来ました。

また、今回は合宿のトレーニングということで、雪上歩行トレーニングとしてS.Yさんに指導してもらいながらノーアイゼン歩行してきました。

郡上から先は雪の世界

東海北陸道を走り進めて郡上市に入ったと途端に、一面雪景色へと変わります。

この時期にこんなに真っ白になるなんて、珍しい!と道中はメンバー一同大興奮!

街でこれだけの雪、山はもっとすごいよねって期待を胸に駐車場で準備を始めます。

渡渉

「Iさんと雪山に行くと、渡渉させられるわ~(お𠮟りを受けた春の恵那山の渡渉を思い出す)」

とS.Yさんのボヤキを聞きつつ、渡渉をします。

銀世界を歩く

途中から山頂まで傾斜が急になりますが、今回は新雪のフッカフカな雪で登山道は凍り付いていなかったのでアイゼンは装着せずに登りました。

足を上げておろした勢いで雪を蹴り込む。

つま先が決まればつま先だけで登れるので、力いっぱい蹴り込まなくても大丈夫。

S.Yさんに教えてもらいながら、登りました。

そして登れば登るほど一面真っ白な銀世界に、メンバーは思わず見とれてしまいます。

猪臥山山頂

稜線に出るとそれなりに風が吹いていましたが、比較的穏やかな稜線を歩いて山頂まで行きました。

山頂から尾根ルートの方へ少し歩いてみましたが、トレースはそれなりにあるものの前々日から降り続いている雪で膝上まで沈みこんでしまう感じでワカンを付けないと厳しい状態だったので、今回はシーズン始めということもあり無理をせずにピストンで下山しました。

下山はカカトから段を付ける感じで歩く

下山はカカトから足を下して斜面に対して垂直に足が置けるように。

傾斜が急でこわいときは、横向きで靴のエッヂを効かせて歩く。

これがまた難しい。

今回は雪がフカフカということもあり、転んでもケガはしないのでノーアイゼンでの歩行練習を一生懸命頑張りました。

雪で遊ぶ

「人型を付けたい・・・」

突如、M.Sさんがザックを背負ったまま真っ白でフカフカな雪へ背中からダイブ!

だがしかし、雪がフカフカ&重い荷物を背負ったままなため起き上がるのに苦労するM.Sさん。

呆れ顔なS.Yさんに引っ張られながら、もがきながら、足をつりながら頑張って起き上がってました。

・・・人型を作るときは、ザックを下してからやりましょう。

I.Sも雪遊びをさせてもらいました。

M.Sさん「あれ、あんまりうまく撮れないです。もう一回」

I.S「はい!いくよ!」

I.S雪を投げる

こんなやり取りを何度か繰り返してはしゃいでいる後輩たちを、呆れ顔ながらも(たぶん)温かい目でS.Yさんに見守ってもらいました。

大日ヶ岳付近は吹雪

無事に下山をして、帰宅の途につきました。

大日ヶ岳や鷲ヶ岳あたりに近づくと、道路は白く吹雪いており真っ白な世界となっていました。

ひるがの高原SAに立ち寄るも、景色は雪国。

車がスリップしないよう注意しながら帰宅しましたとさ。

まとめ

シーズン始めの雪山をしっかりと堪能してきました。

雪上歩行をしっかりとトレーニング出来たのはとても良かったです。

ちょっと前まで暑かったのが嘘だったのかのような積雪で、今シーズンの雪山は期待大なのかなと心躍りました。