夏ノ猛暑ニモマケズ 神石山

山行日 2025年8月23日(土)

山域 神石山

メンバー TN(記)

猛暑にも負けず、蜘蛛の巣にも負けず、虫にも負けず、神石山に行ってきました。歩き始めから酷暑訓練的な感じで、ピークで腰を下ろす度に、動き出すのが億劫になってしまいます。成る程、根が生えるとはこのような状態をいうのだなと実感しました。

こんな標高325mの低山でも、登山者が多いのには感心しました。やはり、暑かろが何だろうが展望の良い山に人は登るのでしょう。登山者の中には、ファンの付いた空調服で登っている方もいまして、「それ、涼しいですか?」と尋ねたら、「熱風が入ってくるだけだけど、なんとなく涼しいかな」という微妙な回答で、これはひそかに今度試してみようかなと思うのでした。

巣山山頂。誰もいない。メインルートから外れると登る人が居なくなります。気がついたら休憩20分。根が生えました。
誰もいない、と、後ろを振り返ったら「猿」が出るらしい。嫌だ!やめてくれ!猿は嫌だ!
神石山山頂。この暑いのに登山者で大盛況。久しぶりに来た神石山はベンチの配置が変わっていました。穿った見方をすれば、日向から日陰にベンチを移したので、日向はこんなにスッキリしたのかなぁ?ということは、冬になると、日陰から日向にベンチを動かしている人がいる?のか?
神石山西側斜面の焙烙岩。最近では西テラスと呼ばれているようです。豊橋市街や三河湾が一望。良いところです。
中尾根に向かう途中の送電線伐採場所から見た神石山。山頂下斜面の白い岩が焙烙岩。
中尾根パラダイス。この日は登山者は誰もおらず、絶景独り占めでした。メインルートから外れると、とたんに寂しくなります。ここでも根が生えて20分休憩。

冬になったら神石山に展望山行に行きましょう。富士山も見えるし。神石山に焙烙岩やパラダイスの展望台を組み合わせても面白いかも。

焙烙岩は今回初めて行きましたが、まだまだ自分の知らない世界があるんだなあと思いました。ジジイになっても老化予防のため面白そうなことに好奇心のレーダーの網を張っていく、そういうものに、私はなりたい、と思うのです。

〈コース〉トキワマンサク見学者駐車場=トキワマンサク群生地=神座古墳群=巣山=神石山=焙烙岩=雨宿り岩=パラダイス=中尾根登山口=トキワマンサク見学者駐車場