猪臥山でスノーシュー&山スキー
日程:2月3日(金)日帰り
山名:猪臥山(1518.8m)いぶしやま、いぶせやま、いのぶしやま、いのぶせやま? 山域:飛騨高地
メンバー:CL/M,K M,I S,S(記) 会員外1名
最近、バックカントリースキーの遭難(雪崩)事故が多発、巷ではおおいに話題になり非難の声も多い。少々肩身の狭い思いを感じながらも・・・そろそろ足慣らしをして今シーズンも楽しみたいと思っていたら、スノーシューのメンバーからお誘いがあったので猪臥山の山スキールートの偵察もかねて日帰りで行ってきました。
飛騨卯の花街道:猪臥山トンネル南口手前の駐車スペースに車を止めて中ルート(彦谷沿いの林道)を登りました。
ここは、渡渉ポイントを過ぎて南東尾根に取付くところです。
高度を上げると樹氷がとても綺麗でした。できれば青空に映える樹氷を見たかった・・・(;'∀')残念‼
尾根途中の小ピークにある山ノ神を祀る祠。
稜線上はホワイトアウトに近く、視界がとても悪い状況でした。
山頂に到着、360度展望が素晴らしいと聞いていましたが・・・何も見えません。(;'∀') 残念‼
★山行中に撮影した写真・動画をまとめました。 ※音が出ますのでご注意ください。
冬山らしい曇り空の一日、今シーズン初の山スキーで良い足慣らしができました。誘っていただいたM,Kさん、M,Iさんありがとうございました。
<呟き>
過去、私は「山スキー」と「バックカントリースキー」と言う言葉をほぼ同等に扱ってきた。しかし、最近の「バックカントリースキー」の多発する遭難事故から少々遅きに失したが、同等ではないと認識し始めた。『バックカントリースキー』の定義は「管理されていない場所をスキーやスノーボードで滑る行為」と言われている。が、私達が50年も前の20代の頃からやっていた「山スキー」は、どちらかと言うと雪山を登る手段としての位置づけが強かった。深い新雪をラッセルして登る場合、ツボ足はもちろんカンジキで登るより、遥かに速かった。下りも最近のビンディングや兼用靴の発達でとても滑りやすくなり、速くなった。冬山の日帰り山行を可能にしていくためのとても大切な道具・技術である。もちろん、冬山に登る知識(雪崩対策)・技術は必須である。