八雲ヶ原で雪中テント泊~「居酒屋 やくも」開店!~

日程2023/2/4~5
山名八雲ヶ原・堂満岳
山域比良山系
メンバーCL/S.Y、I.S、K.D

秋に訪れた比良山系にある、八雲ヶ原で雪中テント泊をしてきました。

ズボズボの雪に足を取られながらも、防風壁をつくる練習もして呑兵衛リーダーS.Yさん(店主)お手製のおつまみで充実したテント泊を楽しむことが出来ました。

比良駅からスタート

武奈ヶ岳登山口にある駐車場までは雪が多くてFF車では行けないとの事だったので、比良駅の有料駐車場に駐車しました。

比良駅から登山口まで約1時間歩きます。

街から山へ近づくと途端に一面雪に覆われて、別世界へと変わっていきました。

ここまでの道路は雪はありませんでした。

北比良峠へ

ズボズボの雪に足を取られて、体力を奪われながらもゆっくりと北比良峠へ。

ここで、机と椅子に座ってゆっくりとご飯食べている人もいました。

八雲ヶ原

北比良峠で写真を撮ったら、八雲ヶ原へ約15分です。

前回テントを立てた場所でテントを設営しました。

リーダーS.Yさんが防風壁を作ってみたいとのことだったので、作ってみました。

まずは整地で雪を固める
固めた雪面をスノーソー(のこぎり)で切る
スコップで雪を救い出して並べる
一面、雪を切り出して積み上げて完成

防風壁は作ったことがなかったので、とてもいい練習になりました。

・・・が、歩いてきたあとにこの作業はかなり疲れました。

腰痛持ちの3人は作業を交代しながら、一面の雪を切り出して達成感を噛みしめながら今回のメインでもある居酒屋の開店です。

テントを立てたら完成
「酒 やくも」

居酒屋やくも店主がふるまう

雪がしんしんと降るテントで、店主S.Yさんが料理を振舞ってくれました。

「今回は時間がなくて、ご飯を考える暇がなかった」って言っていたけど、とても満足です。

チーズのベーコン巻き
店主が振舞ってくれます

最後は、店主お得意のアヒージョで閉店です。

居酒屋を楽しんだあとは、雪で水も作りました。

この日は月あかりがあって、星は見えなかったけど夜でも外は明るかったです。

2日目

朝起きてみても雪が降っていたので、武奈ヶ岳に行く予定をやめて北比良峠に景色を見に行きました。

八雲ヶ原の池は雪の下です。
池の真ん中を突っ切ります。
ガスっていて、景色が見えない
しばらく待って、やっと見えた。

堂満岳へのルートはキツかった

八雲ヶ原に戻ってテントを撤収させたら、堂満岳経由で下山する予定です。

だがしかし、堂満岳の登りがかなり急な上に下山ルートの様子がよく分からないのと、荷物が重くてメンバー(特にI.Sが)の体力が限界に近かったので堂満岳から金糞峠へ戻って下山しました。

テント装備でこの登りはキツいよ~
堂満岳の看板は完全に雪に埋もれてしまっていたようなので、これを看板変わりに。
堂満岳から下山したら、晴れてきました。

まとめ

秋に行った八雲ヶ原で、冬でもテント泊をしてみたいということで今回も行ってきました。

比良駅から歩いてアクセスとなるので、行動時間が1時間増えてしまいましたが雪が多めで雪中テント泊を楽しむことが出来ました。

八雲ヶ原は国定公園になるので、テント泊をされる人は節度を守って行ってください。