静かで渋いブナ清水、ハライド(定例山行)

日時:2021年12月12日
山域:鈴鹿
山名:ハライド(908m)
メンバー:H.U , M.I , M.N , S.M , M.B , Y.S , M.K , K.H , K.M(記)

事務局が企画した定例山行でブナ清水、ハライドに行ってきました。
ブナ清水は釈迦ヶ岳、水晶岳、国見岳と連なる県境稜線から東へ派生した尾根にあり、その先の腰越峠、ハライドへとつながっています。この辺りのルートは山と高原地図では破線となっていますが、今回はこの破線ルートとも違う名もなき尾根を朝明渓谷から登りブナ清水を目指し、ハライドから名もなき尾根を下り朝明渓谷に戻りました。

朝明の駐車場に車を停めて準備します。1週間前に下見に行ったメンバーから風が強く寒いぞーと言われていたけどそれほどでもありません。

赤布やテープは少ないですが、踏み跡はしっかりあります。アキレス腱がしっかり延びる急登が続きます。時には頼りないロープが残置された岩場もありました。

ブナ清水です。岩の下から水が流れ出しています。すぐ上が稜線ですが、水量はしっかりあります。辺りはブナの木が多く水を含みやすい土壌ではないかと思います。左上にはイワウチワの群落があります。

ブナ清水からキノコ岩を目指します。「ええとこじゃあ」と広島弁が聞こえます。

キノコ岩へ向かう稜線からの釈迦ヶ岳です。ほとんどの落葉樹は葉を落としているので、冬空ですが明るい森になっています。

キノコ岩です。この辺りの山には負れ石など自然の不思議な造形が見られますが、特にこのキノコ岩は感心します。

腰越峠へ向かいます。手足全部を使って激下ります。

腰越峠から眺めたハライドです。鈴鹿の主稜線から外れている独立峰でいい形をしていると思いました。

ハライド山頂で記念撮影です。

私には久々の鈴鹿それもマイナーなルートですが登山者が少ない静かで渋い山行となりました。急登、岩場、穏やかな稜線歩きと変化にとんだルートでした。
企画していただいた事務局の皆さんありがとうございました。

この日わたしたちが歩いたGPSの軌跡です。マイナールートでもあり、腰越峠への激下りもあります。このコースを歩かれる方はくれぐれもお気をつけて。

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