地図読み山行@京ヶ峰
日時 2025年6月8日
山名 京ヶ峰
山域 岡崎市
メンバー KM(CL)、HU(SL)、NS、HI、ST、YS、TT(記)
4月に入会して初めての地図読み山行。入会するずっと前に買っていたコンパス。机上講習を経て、ようやく山で使う日がきました。自立した登山者を目指して、いよいよ実技山行です。
名鉄本宿駅からスタート。駅で京ヶ峰の方向を確認し、登山口に向かいます。途中、すれ違った地元の方に「どちらへ?」と聞かれて「京ヶ峰に登ります!」と答えたら「こっちから!?」と言われました。そう、今回はバリエーションルート(?)を歩いて行きます。




いつもはベテランの先輩が先頭に立ってくれますが、今回は地図読み経験のないメンバーが先導するように言われます。間違えたら皆さんを道連れに…と笑いながらも内心ドキドキしながら歩きました。
コンパスの使い方、整地、アプリとの併用を教えてもらいつつ、自分が今いる位置、この先の地形を確認しながら歩いて行きます。

実際に先頭で歩いてみると、一般登山道ではないものの、一応踏み跡はあるし、木にも赤いテープが巻かれている…意外に分かりやすいかも?と思っていると、何となく不安になる場面が。木々に巻かれていた赤いテープが登山の目印ではなく林業用のもあったりして(明らかに急斜面に巻かれていたり、そこかしこに巻かれている!)うっかりするとルートロスしそうになります。
今回のルートは、市の境界線上。それを表す「杭」が打たれていたので、それが目印の一つになりました。



歩きながら、先が分かりにくい所は少し進んで周辺を確認してもらったり…現在位置を確認すると思いの外進んでいなくて、次の目標までが遠く感じたり…いつも先輩たちの後ろを着いて、ただ歩いていただけだったのを痛感します。

それでも、地図と地形を照らし合わせながら歩く楽しさ!地形図通りの地形が目の前に出てくるのです。地形図を見ながら「この先ちょっと急な登りがある」と話していると、目の前に急な斜面が。「この先は結構急な下りがある〜」と話していると急な下りが!それがこの紙の中に全て書かれている!!
ちなみにベテランのSさんは「地形図を見ていると立体になって浮き出てみえるよ」とのこと。すごい。

先輩の地図への書き込みや、ジップロック以外の持ち運び方法も教えてもらえて、大充実の山行でした。机上講習も面白かったけど、実技を通してさらに理解を深めることができました。
楽しかった気持ちと勉強したことを忘れないうちに、逆ルートから歩いてみても面白いかも。と思っていますが、先輩とみんながいたから安心して楽しめたというのが本当のところ。自立した登山者への道のりはまだまだ遠いようです。