教育部勉強会:岩場歩き入門

日程 :2013年5月30日(木)
目的 :教育部勉強会「岩場歩き入門」

講師Sさんによる岩場歩きの勉強会に参加した。カラビナ3個、シュリンゲ3本(うち1本は、ツェストハーネス用のテープ)持参である。

岩登りはやる予定はないのだが、個人装備品のカラビナ、シュリンゲの使い方をよく知らないので、この機会に使い方を知っておきたいと思い参加した。

まずは、テキストでの座学。岩場の登り方、降り方。3点支持、手を使いすぎず、足で登る。体の軸を垂直にし、岩にしがみつかない、等々。

講師Sさんの16歳からの山登り経験に裏付けられた言葉に、受講生はなるほど、と理解が深まるようであった。

  

「岩登りをやらなくとも春・夏シーズンはじめには、岩登り講習会等で実際に岩に立ったときの感触を体感しておくのが良い」、「前足は地面にフラットに足を置く&後ろ足は蹴らずに上に上げるのみ、いわば、忍者歩きのように腰を落とすと必然、膝が曲がり、ふいの浮石にも対応できる」、という話が特に記憶に残った。

後半は、教育部部長Kさん、副部長Iさんも含め、手取り足取り、ロープの結び方の実習である。

  

まず、危険個所を通過するためにザイルを張る際の両端の固定支点に使うエイトノット。中間支点に使うインクノットを練習。さっきできたと思ってまたやろうとするとできない。繰り返し練習が必須のようである。

次に、体に簡易ハーネスの装着方法と、メインザイルにセルフビレイを取るフリクションヒッチを連練習。フリクションヒッチは、ブルージック、マッシャー結び、クレイムハイストの3つ、教えていただいた。ブルージックは習ったことがあるが、マッシャーやクレイムハイストのほうが強度が強いので良いということであった。マッシャーはとにかくぐるぐる巻きにする単純な結び方なので、これが良いというのは意外な感じであった。

最後に簡易ハーネス。シュリンゲを胸に巻く方法と、腰に巻く方法を教えていただき、シュリンゲに絡まっているうちにあっという間に講義終了となった。ぜひ、今回勉強した内容を山行で活かせるよう、練習したいと思う。講師Sさん、Kさん、Iさん、ありがとうございました!

by H.H

 

教育部勉強会:岩場歩き入門” に対して2件のコメントがあります。

  1. matuoka より:

    「教育部勉強会:岩場歩き入門」受講、お疲れ様でした。
    岩登りはしなくても、北アルプス、南アルプスや中央アルプスなど、岩場がたくさん出てくる山を歩く機会はだんだん増えてくると思います。岩場に立った時、慌てず、冷静に通過できれば安全登山につながります。今回学んだことを、ぜひ何度もご自分で練習して、実際の場でさっと対応ができるようになるといいですね♪

  2. H.H より:

    コメントありがとうございます。
    ロープの結び方、苦手なので1冊本を買って、練習しようと思います。
    いざというときにさっと結べたらカッコいいですもんねw

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