鋸岳~釜無川ルート
日程:2015/7/11-7/12
メンバー:CL/NM、HU、YE、KS
行程:7/11 藤ヶ丘駅集合9:00AM==名古屋IC==諏訪南IC==釜無川ゲート13:20 ゲート13:28---ログハウス16:48
7/12 ログハウス5:15---横岳峠6:46---三角点ピーク9:13---第一高点10:34/11:00---富士川源流14:03---ログハウス14:48---ゲート17:43
夏合宿トレーニングに鋸岳に登ってきました。
今回の目的は長距離歩行と、昨年、林道工事で敗退した鋸岳のピークに立つこと。
選んだコースは釜無川ゲートより9.5kmの林道を歩きから、富士川の源流を越えて横岳峠へ。そこから三角点ピークを踏み、鋸岳山頂の第一高点までのピストン。
まずは、ゲート手前の林道脇にじゃまにならないように車を停め、9.5km、標高差600mの林道を歩きます。
0.5kmごとに距離標識があるので歩く励みにはなりますが、、、天気良過ぎで暑いこと。
釜無川沿いの林道は、すばらしくお金をかけてる感じでりっぱに整備されています。
そうそうこのあたり、ゲートから4kmくらいのところが去年は法面工事中で通行止め、
敗退を余儀なくされた地点でしたが、今日はそのまま通れます。
さらに歩くこと5km以上、ようやく今夜の宿泊地が見えてきました。
ログハウス周辺もよく整備されていて、まるで公園のようです。
ログハウスの中には入れませんが、軒下は緊急避難用に開放されています。
ここにテントを張らせていただきました。
翌朝、鋸岳への登山道はログハウス前の川を渡渉することから始まります。
これでもかというくらいペンキマークがあるので、迷うことなく河原を歩けます。
横岳峠への急斜面に取り付いてすぐ、富士川源流への分岐がありますが先をいそぐので帰りに寄ることにします。
横岳峠は快適なテン場にもなるようで、この日も一張テントがありました。
(残念ながら写真を撮り忘れました ^^;)
峠から眺めた横岳。とんがりコーンのような山です。登山道はありません。
横岳峠を過ぎ、三角点ピークまで急な樹林帯の道を登っていきます。
延々登り続け、ようやく視界が開けるとそこには仙丈ヶ岳のお姿が。
その先に続く稜線は、今度の合宿で歩く仙塩尾根。
しっかり指先確認しました。
木肌にしっかり食い込んでしまった道標。
鋸岳の三角点ピークはこの先です。
樹林の中の三角点を探すこと5分ほど。
ようやく見つけて無事タッチ♪
次に目指すのはあの頂きです。
無事に鋸岳第一高点に立つことができました。
最高の天気です。思っていたよりは広い第一高点でノンビリ景色を眺めました。
甲斐駒ケ岳へ続く稜線もキレイに見えていました。
ここを歩くのは、いままでよりももっと険しい岩稜帯を越えていかないといけません。
とんがって見えるのは北岳とその向こうに間ノ岳。仙丈ヶ岳と遙か向こうには塩見岳。いつかこの稜線を歩かなければ。
いつまでも見ていたい景色でしたが、そろそろ降らなければいけません。
三角点ピークにもどる途中、名残惜しく眺めた鋸岳。最高の景色をありがとう♪
帰りは富士川水源によって冷たい南アルプスの天然水をたっぷりいただき、
テントを撤収してから、また延々9.5kmの林道を歩いて帰りました。
昭文社の山と高原地図には「ダム工事及び道路補修工事の為、当面立ち入り禁止となっている」と書かれているが、グレートトラバース2ではこの釜無川添いの道路を歩いており、このログハウスに宿泊している。富士見町役場に問い合わせたところ、国の工事であり、通行止めであるとの返事。工事は断続的に行われている様で、行ってみないと通行止めになっているかわからないとは、登山者にとっては非常に不便である。工事はいつまで行うのか、このログハウスはいったい何なのか、全く不可解です。