教育山行:積雪期救助訓練@大日ヶ岳
日時:2/28
山名:大日ヶ岳(岐阜県)1,709m
メンバー:M・N K・M H・U K・K T・Y Y・S K・T K・Y
教育部山行の積雪期救助訓練で大日ヶ岳に行ってきました。
天気があまりにもよく、体温調整に苦労しながら訓練場所まで登ります。
テント泊で訓練している団体もいました。
雲1つなく、完全に春山です(笑)
まずは支点作成から。枝を使って支点作成、強度を確かめます。
次に、ピッケルを雪に埋め支点作成。今回のメンバーで一番ヘビー級のTさんに本気で支点を引っ張ってもらいます。
何回か支点崩壊(苦笑)きちんと効く支点を作るには深さが必要なことがわかりました。
引上方法で1/2システム。事故者役が本気で体重をかけると、理論上1/2でも引き上げるのは容易ではありません。
1/3システム。今回のメンバーで一番ヘビー級なTさんに本気で引き上げてもらいますが、
1/3でも引上げは大変です。
今度は、事故者を引き上げる際の梱包方法を実践します。
マスト結び、シートベントとザイルワークも駆使して梱包していきます。
梱包後は、先程学んだ支点作成、引上げ方法で皆で上まで上げました。
この後、ビーコン、プローブ(ゾンデ棒)、スコップを使って雪崩時の捜索を体験してもらいました。
今回の訓練では、色々と体験してもらいましたが、参加頂いたメンバーには、知っていて役立つ時もあるかもしれませんが、出来る限り、このような技術を使うことがないような山行を行ってもらえれば幸いです。